天璽瑞宝十種の力

行方の判らない天璽瑞宝十種（あまつしるしみずたからとくさ）だが、
これには、五日前の記事にも書いたとおり、
具体的な効果・効力が石上神宮の十種祓詞（とくさのはらえことば）に伝わっている。

皇室・皇位継承の象徴・三種の神器が、
権威・権力の象徴であるのとは対照的だ。

悪いモノを寄せ付けず、
正体不明のモノは浄化し、
死人さえも蘇らせる…。

天璽瑞宝十種を手に入れた者は、
その力を利用して支配者になる事も可能であり、
争奪戦が起こったとしても、何ら不思議ではない。

そんな“力”をニギハヤヒから継承していたはずのウマシマヂは、
ナガスネヒコ軍は負けていないはずなのに、
何故、カムヤマトイワレビコ（神武天皇）に臣下の礼をとったのだろうか？



歴史は常に動いている。