道念稲荷を過ぎ、更に西へ進むと…





唐突に、一般住宅の塀に掲げられた
“生麦事件発生現場”
の案内板!

ここは、旧・生麦村。

幕末、薩摩藩の行列を騎乗したまま横切ってしまったイギリス人一行に、
薩摩藩士が斬りつけ死傷させ、
やがて“薩英戦争”に発展してしまった、
あの事件だ。

因みに、この時のイギリス人一行、
観光で川崎大師に向かっていたそうだ。



そこから更に西へ進むと…
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生麦事件碑!

薩摩藩士に斬られ落命したイギリス人・リチャードソンの遺体が発見された場所だそうだ。




実は現在、首都高速の大規模な工事により、
この碑は100m程移動させられている。

本来、この碑はもう少し先に建っていたはずだ。




とは言え、明治16年に建てられた碑が、
この様に大事にされているのは、やはり地元の方々の尽力があっての事だろう。


薩英戦争の、もう笑うしかない程の一方的な展開を話ながら、
我々は更に西へ…。