まず、おわびを、このあいだVANの創立者、石津謙介さんの名前を健介って書
いちゃったんだよねぇ。石津さんすみませんでした。
1970年代にヴイヴイド・サウンド・コーポレーションから再発されたスペンサー・ウイギンスのゴールド・ワックスで録音されたLPは、ホント、擦り切れるまで聴いたので「歌え!」といわれたら全曲歌えるくらい。これは冗談です。
今度S・ウイギンスがフエイムでレコーディングしたものがCDで発売されたので今、毎日聴いてます。
好みは人それぞれだと思うけど、これがほんもののソウル・ミュージックでしょう
。
民主党の代表選が話題を集めてるね。
「現在の官僚機構を打破し政治家主導でこの国を作り直す」このスローガンは確か昨年の8月に聞いたような気もするけど。
方法論を提示すことなく「一に雇用、二に雇用、三に雇用」なんたって「ヘーじ
ゃ、菅さん、あんた政権の中枢に居て1年間何してたの?」なんていじわる言いたくなるんだけどさ。
政治家は権力を掌握するためには根拠もないのに、あることないこと見境なく言うからねぇー。
今は具体的なものを見せてもらわなければ国民は政治家信用しないよね。
官僚機構は打破するんじゃなくてうまくコントロールして使ってちょうだいよ。
小沢さんがいいとは言わないけど、投票権を持ってる民主党のみなさん。
見た目で決めるのだけはやめましょう。
政策を聞いて決めるという積極的なかかわりをお願いしたいですね。
全体の奉仕者たるべき官僚機構が時代の認識と分析において機能不全に陥っているのは今に始まったことでじゃないし、そう驚きはしないんだけどね。
組織は住宅に似てるよね。
新築したときは申し分ない居住空間なんだけど、子供が小、中、高と進学すると部屋が狭くなる。
キッチンの使い勝手が悪い。
配管が痛んできたので水周りも修理。
そのうち年を取った父が車椅子に、母も足腰が不自由になった。
それではと廊下に手摺りを付け段差を無くし洋式トイレに。
住宅は住みにくくなれば部分改修はできる。
しかし、住めなくなった住宅は取り壊して新しいものに作り変えなければならない、ですね。
組織の場合はどうだろう、と考える。
組織、なかんずく官僚機構存立の意味は、より良い国民生活と国民の幸福の達成が目標のはずなんだけど。
今の官僚機構は広く国民のために機能するというよりも組織を維持し退職後の天下り先を確保することそのものが目的のようにしか見えないよね。
国民生活のための組織じゃなくって「組織を維持するための組織」なんだよね。
官僚機構は部分改修じゃ対応できない「住めなくなった住宅」に似てる。と思わない。
えっ!「だからどうするんだって?」そりゃーあんた政治家のお仕事でしょ。