<楽天モバイルは1年間無料体験⁉>
楽天モバイルを新規で契約し、
パートナーエリアでもRakutenLinkのSMS認証もとれ
おそらくボーナスポイントはゲットできたでしょう。
iPhoneXsのeSIMに入れるため契約変更をしてもよいのですが
RakutenLinkがiPhoneで使えない以上、
無料通話の恩恵にもあずかれませんし
パートナーエリアは5GBの制限(以降1Mbps の速度低下で無制限)もあり
旨味はあまりありません。
以前、スマホが出始めたころ
ガラケー通話&スマホ通信以来、
久々の2台持ちもいいのですが
新規契約なので無料通話(RakutenLink)では
新しい電話番号になってしまうと
1年だけのために番号変更の知らせを
知人などに知らせなくてなならないなど
多少面倒くさいところがあります。
<現在の自宅ネット環境>
モバイルルーター N-01Hに
mineoDプラン&パケット放題オプションを挿しています。
最大500kbpとのことで
さすがに動画の視聴は厳しいですが、
メールやWEB検索・株などのの取引きには不自由してません。
synologyのDS216jでDNS&プロキシも併用しています。
<自宅のネットを楽天モバイルで構築>
この家ネットを楽天モバイルでまかなえれば、
1年という期間限定ですが無料で使えるかも?
しかもmineoのパケット放題よりも少しだけ速くなるので
今より悪くないか?と考えました。
検索するとFUJISOFTのルーター+F FS030Wがよさげですが
この前手に入れたXperiaXZsと
数年前に買って放置していた
シングルボードコンピュータA64にLinuxをセットし
USBテザリングとNATでルーター化することにしました。
楽天モバイルの自社エリアが広がって自宅が圏内になった時には
N-01HをSIMロック解除してBAND3がつかめるか試してみるつもりです。
<Linux&スマホUSBテザリング>
PINE A64のセットアップ
https://wiki.pine64.org/index.php/PINE_A64-LTS/SOPine
いくつかあるOSから一番トップにあった
Armbian Busterをインストールすることにしました。
pine64 Installerからセットアップを試みましたが、
回線が遅すぎ(モバイルルーターはここがダメですね)て
直接ダウンロードしてのインストールはエラーが出てしまうので、
https://www.armbian.com/pine64/から
ダウンロードしたのち、pine64 Installerにて
microSD16Gへフラッシュしました。
起動したら
・rootのパスワードを1234から変更。
・root以外のユーザーを作成。
・DHCPで取得しているIPアドレスを固定化。
$ ip aコマンドで使用しているイーサーネットデバイスの確認。
1: lo: <LOOPBACK,UP,LOWER_UP> mtu 65536 qdisc noqueue state UNKNOWN group default qlen 1000
<略>
2: eth0: <BROADCAST,MULTICAST,UP,LOWER_UP> mtu 1500 qdisc mq state UP group default qlen 1000
<略>
eth0というイーサーネットデバイス名を確認。
/etc/network/interfacesを下記の通りにして本体のreboot。
# Network is managed by Network manager
auto lo
iface lo inet loopback
auto eth0
iface eth0 inet static
address 192.168.179.253
network 192.168.179.0
netmask 255.255.255.0
broadcast 192.168.179.255
#gateway 192.168.179.1
#dns-nameservers 192.168.179.1
・XperiaXZsをつないでUSBテザリングをON
$ ip aコマンドで確認
1: lo: <LOOPBACK,UP,LOWER_UP> mtu 65536 qdisc noqueue state UNKNOWN group default qlen 1000
<略>
2: eth0: <BROADCAST,MULTICAST,UP,LOWER_UP> mtu 1500 qdisc mq state UP group default qlen 1000
<略>
6: usb0: <BROADCAST,MULTICAST,UP,LOWER_UP> mtu 1500 qdisc pfifo_fast state UNKNOWN group default qlen 1000
link/ether de:fe:d0:26:17:08 brd ff:ff:ff:ff:ff:ff
inet 192.168.42.177/24 brd 192.168.42.255 scope global dynamic usb0
<略>
usb0が認識されたので、Linuxからはスマホ経由でネットにつなげることができました。
・ip fowardの設定
$sudo vi /etc/sysctl.conf
# Uncomment the next line to enable packet forwarding for IPv4
net.ipv4.ip_forward=1
♯を外して、パケットフォワードを可能にします。
・ip tableの設定
usb0のIPアドレスは、スマホのテザリングOn/Offで変化するので、都度打ち直してもいいですが
面倒なのでshスクリプトを実行してアドレスを自動取得できるようにしています。
NATの設定はまだ勉強中なので詳しく書きませんが、いろいろなサイトを参考にしました。
*ごめんなさい。出処を失念してしまい参照サイトを表示できません。
家の機器のデフォルトゲートウェイをA64のアドレスにすると、
A64からXperiaXZs経由でインターネット接続ができました。
速度測定をするとこうなりました。
パートナーエリアで5GB使い切ると1Mbpsです。
mineo-D&パケット放題オプションの速度
ちなみに
楽天モバイルで1Mbpsの制限をかけないと
この速度を自宅で使い放題(本当は10GB/dayらしいです)なら
1年後も継続してみる価値はありかもです。
体感上、
mineoパケット放題より楽天モバイル速度制限のほうが早いですね。
まぁ。あたりまえか・・・。