仏教では様々な法要があります | 吉祥院 ~茨城県石岡市で約900年続く真言密教の寺(お寺ブログ)~

吉祥院 ~茨城県石岡市で約900年続く真言密教の寺(お寺ブログ)~

茨城県石岡市にある真言宗豊山派の摩尼山吉祥院です。
ふるさと茨城路百八地蔵尊霊場第九十一番札所に指定されており、
開山約900年の歴史を持つ由緒ある寺です。
境内の四季折々の風情や仏教について、幅広い情報を発信するお寺のブログです。

まだ時期ではないですが

2月15日には多くの寺院において

「涅槃会(ねはんえ)」の法要が

執り行われます。

 

お釈迦さまが入滅した日に

行なわれ、真言宗などでは

「常楽会(じょうらくえ)」と

称しています。

 

涅槃図を掲げて、『遺教経』という

経典を読み、お釈迦さまを

偲ぶことがこの法要の趣旨です。

 

お釈迦さまは悟りを得た後

布教の旅を長年にわたって

行いました。

最期は沙羅双樹の下で

入滅となるのですが

そのことを涅槃と呼んでいます。

 

大乗仏教になると、涅槃に至った

お釈迦さまは、常楽我浄という

4つの徳、四徳を得たと

説かれるようになり

さらに、日本では

常楽の二文字をとって

常楽会という呼び方が

生まれました。

 

涅槃会と常楽会は

基本的に同じ意味をもった

法要ということになります。

 

仏教ではお釈迦さまをはじめとする

ブッダや宗派の祖師のための法要が

一年にわたって様々に行われています。

 

直近では「成道会(じょうどうえ)」という

お釈迦さまが悟りを得たことを

祝う法会が12月8日にあります。

 

また豊山派では「報恩講(ほうおんこう)」

という興教大師覚鑁への報恩を

行う法会がありますが

これは覚鑁上人の命日である

12月11日に行われます。

 

智山派では、陀羅尼を夜通しで

唱えることがあり

出仕する方々は寒い中

大変な行となるようです。

 

時間と共に忘れてしまいがちな

先祖への感謝や供養の気持ち

また、仏様へのお祈りを

このような節目で今一度

思い返すことが大切だと思います。