昨日から寒い寒い三連休ですね。
今日成人式の方もいらっしゃったようです。
寒空の下の晴れ着は
冬の景色を彩り華やかさが増していました。
さて、真言宗の行事には
後七日御修法(ごしちにちみしほ)
というものがあります。
今年も1月8日から14日まで
京都の東寺で行われています。
御修法とは、宮中行事です。
宮中では、毎年元旦から7日までは神事の、
8日から14日までは仏事の行事を行ない、
いずれも、天皇の身体安穏と
国家の安泰や発展を願われます。
後ろ側の7日間ということで、
仏事の御修法は「後七日御修法」と
呼ばれています。
後七日御修法は
真言宗の開祖である空海が
宮中に真言院を建て執り行い始めたことから
古くから真言宗が行っており、
真言宗最高儀式とも言われています。
その作法は極秘とされており
法要の中心となる僧侶のみに
伝承するのが慣わしとなっているそうです。
今年は、真言宗豊山派が中心となって
開催されています。
吉祥院の住職も先日京都へ赴き
お見舞いをしてきました。
元号が変わる節目の年ですが、
変わるところも変わらぬところもありの
良い年になりますよう願っています。