お塔婆とは | 吉祥院 ~茨城県石岡市で約900年続く真言密教の寺(お寺ブログ)~

吉祥院 ~茨城県石岡市で約900年続く真言密教の寺(お寺ブログ)~

茨城県石岡市にある真言宗豊山派の摩尼山吉祥院です。
ふるさと茨城路百八地蔵尊霊場第九十一番札所に指定されており、
開山約900年の歴史を持つ由緒ある寺です。
境内の四季折々の風情や仏教について、幅広い情報を発信するお寺のブログです。

おはようございます。

 

お盆も終わり、

霊園には新しいお塔婆が目立ちます。

 

今日は、そんなお塔婆について

記そうと思います。

 

 

お塔婆の由来は、

仏塔を表す梵語「ストゥーパ」。

 

その起源は古く、

お釈迦様が入滅した後、

遺骨を埋葬するため仏塔を建てたこと

に由来するといわれています。

 

多くの経典に

仏塔を建てることの功徳が

説かれているため、

 

ご先祖様の追善供養の際に

お塔婆が建てられるようになりました。

 

 

一般的によく見る、

五重塔のような独特な形をしたお塔婆は

五輪塔婆といいます。

 

当山で用意しているお塔婆も、

この五輪塔婆です。

 

五輪塔婆は5つの図形が重なっており、

下から、「地・水・火・風・空」を表しています。

 

この5つの要素は、

古代インドで万物を構成するものと

考えられており、

 

これに目に見えない「識」が加わると

我々人間や仏様や生き物を示す

と言われています。

 

よって、お塔婆は

ご先祖様の生命そのものを表す

と考えられているのです。

 

 

お塔婆を建てるということは、

 

お釈迦様の入滅後に

仏塔を建て供養したのと同様に、

 

お塔婆を建てた場所を浄土とし

ご先祖様の安住地とすることを

意味しています。

 

よって、

お塔婆を建てる行為そのものが

ご先祖様への追善供養と

なるのです。