昔使っていた駕籠が飾ってあります。
江戸から明治時代まで、
当山の歴代の住職が使用してました。
江戸時代、今でいうタクシー代わりに
駕籠が使われていました。
江戸初期は、
武家や医者や僧侶が
主に使用してましたが、
江戸後期からは町人も使えるようになり、
江戸の町は駕籠が
行き交っていたんだと思います。
駕籠には、様々な形があります。
当山の駕籠は、割と大きいもので、
しっかりとした造りだったことが
見受けられます。
江戸時代の人々の信仰心がわかります。
現代では、
駕籠が車やスクーターや自転車になり、
それらで僧侶は移動しています。
もうすぐ8月のお盆です。
今年も、それらの乗り物にのって
僧侶が行き交う時期になりますね。