真言宗豊山派のお坊さんになるには、
いくつかの修行を乗り越えなければなりません。
そして、修行の多くは
総本山である奈良県の長谷寺で行われます。
長谷寺は山の麓に位置するお寺で、
本堂の舞台造りから見る景色は圧巻です。
本堂に立ち耳をすますと、
街のざわめきとは一切無縁で
風の音、鳥の鳴き声、時折修行僧の読経が聞こえてきます。
このようなあらゆる誘惑と絶った環境で
厳しい修行を乗り越え
1人の僧侶となっていきます。
過去、その修行の様子が
JR東海のCMで紹介されたことがあります。
このポスターは、その時の映像の一場面です。
ほんの少し、様子が伝わりますよね?
当山の片隅に飾ってあるこのポスターを見て、
住職や副住職は身を引き締めているのかもしれませんね。
文責 管理人