❏ 21番札所 太龍寺

 

古来より西の高野と呼ばれる 若き空海御修行の地です。

太龍寺ロープウェイで検索。

ロープウェイに乗って太龍寺へ向かいます。(無料駐車場あり)

20番札所 鶴林寺から20分

22番札所 平等寺から19分

 ※交通事情、時間帯により変更ありです。  

 

ロープウェイの所要時間は約10分。

毎時00.20.40分発 始発、最終便は要チェックです。

往復大人2600円(令和元年10月1日改正)

 

太龍寺ロープウェイ参考サイト

 
※強風などで運行休止の場合もあります。

 

1巡目は雨。

3巡目は雲海が広がっていました。

ロープウェイ開通は平成4年。

全長2,775メートルで西日本最長らしいです。

山越えを繰り返し太龍寺へ。

それまでは大変な難所だった事が予測できますえーん

 

今でも歩き遍路さんにとって

「一に焼山、二にお鶴、三に太龍」と呼ばれるほどの

「遍路ころがし」の難所

 

 

88カ所巡ってみて「遍路ころがし」と呼ばれる難所は

「車ころがし」でもあると実感しています汗

 

車が聞いたことのない音を発します汗汗

 

ここは危険だろうなぁ汗 と山を見ても思います。

 

もちろん旧参道、

ロープウェイを使わない参道も残っているようです。

山の中腹、

太龍寺林道側駐車場に駐車。 

そこから山道徒歩約1時間と聞いています。

 

 

さて、太龍寺ロープウェイ山頂駅から本堂まではすぐです。

縁起

延暦12年、桓武天皇(在位781〜86)の勅願により堂塔が建立され、

弘法大師が本尊の虚空蔵菩薩像をはじめ諸尊を造像して安置し、開創しました。

 

 

鐘楼門から入りたいと

私の希望はあっさり却下され本堂前より爆  笑

樹齢数百年の大木に囲まれた境内

大地のパワー溢れる場所でもありますね。

大きく深呼吸照れキラキラキラキラ それだけでもパワーが頂けますキラキラキラキラ

 

本堂

御本尊 虚空蔵菩薩

 

虚空蔵菩薩といえば求聞持法(ぐもんじほう)。

若き空海は

18歳で大学で虚空蔵求聞持法の伝授を受け

19歳で太龍寺と室戸岬で

100日間に及ぶ苦行を修されています。

 

100日間で100万回

虚空蔵菩薩のご真言をお唱えするという秘法。

 

室戸岬での御修行で

その満願の時

明星が口の中に飛び込んできたという。

 

一度目にしたもの耳にしたものを

忘れる事のない記憶力を宿され

唐に渡られても

20年かかると言われる密教伝来を1年7カ月で習得し

帰国されるという。

 

そんな宇宙的な能力をお与え下さる虚空蔵菩薩さま(。-人-。)

 

四国霊場の中でも虚空蔵菩薩が御本尊なのは

12番 焼山寺

21番 太龍寺

24番 最御崎寺(ほつみさきじ・室戸岬)だけなので

 

ご真言をお唱えするにも気合が入ります真顔

 

ご真言

ノウボウ アキャシャ キャラバヤ オン

アリキャ マリボリ ソワカ

 

記憶力を今より少しでもいいのでお授け下さい(。-人-。)←←←

 

本堂別角度より

ここへ立つと分かりますが

何とも荘厳、偉大なパワーを感じます真顔

 

「魔除けの龍」御守を授与頂きました(。-人-。)

 

鎮守社

 

弁財天堂

 

多宝塔

多宝塔には五大虚空蔵菩薩がお祀りされています。

多宝塔前の修行大師像

 

相輪橖(そうりんとう) 仏塔の一種

文化13年 (1805)

塔には木造、石造と様々な形態がありますが

この塔は金属で出来た大変珍しい様式で、日光輪王寺、

比叡山、大宰府天満宮、四天王寺に現存しています。(駒札より)

 

そして大師堂へと続きます。

「西の高野」と呼ばれその配置が高野山奥の院を思わせますおねがい

 

大師堂

ただただ圧巻な佇まい(。-人-。)

銅板を4人連名で奉納させて頂きました。

(納経所でお伝えするの忘れ、記念品頂いていませんえーん

 

後ろ姿の弘法大師像は舎心ヶ嶽に。

後ほど参拝します。

 

大師堂の更に奥に御廟があります。

声が出ない位の緊張感なのにワクワクが止まらないというびっくり

高野山の奥の院を思い出す空気感があります。

3巡目の写真は酷いピンボケでした。

 

あろうことか、

1巡目の時はこの大師堂奥の御廟の存在を知りませんでしたえーん

当時の参考境内図ハートブレイク

個人巡礼だとこういう事が起こります真顔もやもやもやもや

 

さて念願の鐘楼門を通り

 

納経所へ

こちらにもお堂が並びます。

 

持仏堂 扁額は「降剣場」

弘法大師が当山で御修行中

突如虚空蔵菩薩の宝剣が壇上に飛来した事に由来します。

 

天井に龍がいます。

窓ごしに観ると立体的に浮かび上がって見えますよびっくり

この龍は修行中の大師を保護したという大龍だそうです。

今でも太龍寺に伝わる魔除けの龍ですね。

 

護摩堂

太龍嶽の扁額がかけられています。

こちらでタイミングよく御護摩法要が始まりました(。-人-。)

 

六角経堂

 

 

太龍寺御朱印

  

 

大師納経

求聞持大師

 

御影

 

太龍寺さんでおいずるに押印頂きました。

南無大師遍照剛の「」の上にの押印

そして舎心ヶ嶽の押印(舎心ヶ嶽へ参られた方拝受できます)

本来は「大師」の上に押印がベストらしいです汗

 

 

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2巡目・3巡目を巡りまして

 

太龍寺は山のパワーをひしひしと感じます。

浄化された空気感は爽快そのもの。

力を頂けましたキラキラキラキラ

 

2巡目に御廟の存在に気付いた時は

皆で驚愕しましたΣ(・ω・ノ)ノ!

御廟へ参らないなんて

高野山に行って奥の院を忘れる位のいきおいで・・・汗汗

 

個人で巡るとこういう時に詰めの甘さがドドドっと出ます←←

甘さだらけもやもやもやもや

 

2巡目はこの後舎心ヶ嶽へまいりました。

3巡目は有り難い事に

年に一度の御本尊御開帳時に巡礼できました(。-人-。)

毎年1月12日が御開帳です。

 

色々な想いを呼び起こす太龍寺巡礼となりました。

大好きな札所ですキラキラキラキラ

 

この後舎心ヶ嶽の記事に続きます。

 

 

 

 

いつもご訪問ありがとうございますおねがいキラキラ

長い長い記事にお付き合い下さり感謝です(。-人-。)

 

今日も素敵な一日をお過ごし下さいおねがいキラキラキラキラ

 

 

 

 

20番札所 鶴林寺へ  急カーブ、急勾配の難所です。冬期凍結あり。

 

22番札所 平等寺

 

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この記事は令和2年1月に更新しています。

 

■1巡目 

【23→1】 2016.11.23~24

【88→60】(62・61のみ次回に) 2016.12.18~19

【59→62・61→24】 2017.1.14~16

 

■2巡目 

【24→43】 2018.6.11~13(別格20霊場と共に)

【1→23】 2019.10.28~31

 

■3巡目 

【1→10】 2018.1.14   2019.1.13

【11→21(18のみ除く)】 2020.1.11~1.12

 

オレンジのボーダーラインは写真掲載時を表わしています。