彼女らしい、愛情を感じるスピーチでした。

官僚のなかにも、政治家のなかにも反対派はいて、ジレンマと戦っている、苦しんでいるそういった人が実はいるんだ、と。

だから、ボクたち国民が声を上げていくことで、心が折れかけた彼ら彼女らを励ましていくことができるんだ、勇気をおくることができるんだと。

熱いものが頬を伝った。

 

 

「(バカヤロー〈聴衆の声〉)――バカじゃないんです。彼らはただの官僚ですから。政治家がおかしなことをやったら彼らは逆らえないんですよ。2014年公務員制度改革がありました。安倍さんの改革です。アレ以降何があったかというと、官邸が課長?#$%&まで人事権を握ってるわけです。逆らったら出世の道は閉ざされる。彼らも苦しんでいるんです。パンデミック条約で、外務省も厚生労働省も何も教えてくれません。パンデミック条約は外交マターです。特定秘密保護法の対象なんですよ。彼らは、私たち国民に何かを伝えたくても何も語ることはできない。語れば自分が投獄される……。彼らだってジレンマに陥っているんです」

 

 
(貴重な稲村公望さんのスピーチ後の深田さんの言葉から)
 

「稲村公望さん、郵政民営化の時にですね、彼は郵政の副社長という立場だったんですけれども、小泉元首相の郵政民営化に反対を表明して〝クビ〟になっちゃった。そういう、官僚の鏡ですね。官僚は国を守るために自分のポジション掛けて戦うんだよ!通信インフラ無くなったら日本国民滅びるでしょう。わかってて政治家の言いなりになるんですか。立場上ツラいと思います。でも、私たちも戦わないといけない。総務省のお役人さん達ともお話をしました。NTT法廃止に反対している官僚も、勿論たくさんいます。最後、彼らが自分たちの生活を考えて家族を守らないという風に考えて、心が折れちゃうわけですよ。彼らの心が折れないように私たち国民が戦う、私たちが声を上げて、NTT法廃止を絶対に許さない! 絶対に許さないぞ! そういう決意を私たちが見せることによって、反対派の議員、反対派の官僚が勇気づけられるんです。頑張ろう! 頑張ろう! 頑張ろう!(自民党を潰せー!〈聴衆の声〉) 自民党の先生の全てが悪いってことはないんですよ。(一同笑う)多くの人が縛られてるわけです。私たちと同じですよ。私たちだって、仕事をしてて、政治活動をしていることを見られたら会社をクビになるかもしれないから……」

 
 
 
己心の魔と戦っている心ある〝反対派〟の皆さんが見事に打ち勝って堂々と「NO!」を叫ばれんことを心よりお祈り申し上げます。
一緒に我らのニッポンを奴らから守りましょう。