このほど、全国に新たな人材グループ「男子部大学校」が発足! 信心の礎を築こうと〝誓いの青春〟を歩み出した第1期生が、各地で入会式を迎えた。男子部の魂とは何か――それは、創価三代の会長に貫かれる師弟の精神を堅持し、広布拡大の先頭に立って、断じて学会を護り抜くことにほかならない。(以下略)






男子部大学校
〈指針〉
御聖訓
「鉄(くろがね)は炎(きたい)打てば剣となる」
地涌の若人よ
          勇敢に胸を張れ!
朗らかに堂々と進みゆけ!

          二〇一八年  一月二日  大作


〈実践項目〉
一、持続の祈り
一、勇気の折伏
一、師弟の精神を学ぶ
一、同志と励まし合う
一、使命の場所で勝つ


 ◆持続の祈り
 題目を唱えていけば、自分が変わります。自分が変われば、環境も変わる。したがって、いかに多忙であっても、勤行・唱題という根本の実践は、決しておろそかにしてはならない。
(小説『新・人間革命』第29巻「力走」の章)
 ◆勇気の折伏
 友の幸せを願い、勇気をもって仏法を語り、励ます時、我が胸中に地涌の菩薩の大生命が脈打つ。その生命が自身の苦悩を打ち破り、汲々(きゅうきゅう)とした境涯を大きく開いていくのだ。
(同第29巻「清新」の章)
 ◆師弟の精神を学ぶ
 戸田先生に仕え、お守りし、共に広宣流布に戦うなかで、自分の地涌の菩薩の使命を知りました。創価学会を貫く信仰の生命線は、この師弟にあります。
(同22巻「波濤(はとう)」
 ◆同志と励まし合う
 皆が〝家族〟であるとの思いで、ねぎらいの言葉をかけ、励まし合う。その人間の輪の拡大こそが、未来を開く希望の光であり、それが、創価学会の社会的使命でもある。
(同28巻「広宣譜」の章)
 ◆使命の場所で勝つ
 環境がどうあれ、自分が今いるところこそ、人間革命、宿命転換の場所であり、仏道修行の道場なのであります。そして、そこが、幸福の実証を示していく舞台なんです。
(同第27巻「求道」の章)


 「「鉄(くろがね)は炎(きたい)打てば剣となる」(佐渡御書 御書958㌻)―― 一人一人の生命も、苦難と戦う中で強く鍛えられ、生命本来の偉大な力が開かれるという事です。
 大学校の実践項目は「持続の祈り」「勇気の折伏」「師弟の精神を学ぶ」「同志と励まし合う」「使命の場所で勝つ」の5つです。
 日々の勤行・唱題、弘教拡大(ぐきょうかくだい)と聖教新聞の購読推進、小説『新・人間革命』の読了に挑みつつ、自身の壁に立ち向かい、乗り越えることで〝何ものにも負けない確固たる自己〟を築くことができます。そして「信・行・学」の基本に徹し、同志と触発し合う中で学会精神が培われていきます。
 御書に「行学の二道をはげみ候(そうろう)べし、行学たへなば仏法はあるべからず」(諸法実相抄 御書1361㌻)とある通り、この1年、全大学校生が信心の歓喜に満ちたリーダーへと成長していけるよう、師弟共戦の大道を全力で走っていきたい。そして、〝広布のため、師匠のため〟との誓いを輝かせ、まずは「師弟の月」・3月を勝ち飾っていこうではありませんか!

(2018年3月7日 創価新報)より