神奈川県警 不正経理で531人処分
2010/12/28
神奈川県警の総額約11億4千万円に上る不正経理問題で、警察庁と県警などは27日、不正に関与した当時の会計担当者や監督責任者など計531人の処分を発表した。
 警察の不正経理を巡る処分者数としては、10月の千葉県警の489人を上回り過去最多となる。
 県警などによると、田端智明前本部長=現・公安調査庁調査第1部長=が減給100分の20(1カ月)の懲戒処分。ほかは訓戒や注意などで、小田原署長だった総務部長の警視長が警務部長訓戒、本部会計課課長代理だった警務課長の警視正が本部長訓戒など。
 県警職員の513人と警察庁などに在籍する13人の処分は同日付。県警から県に出向中の5人は帰任後に処分する。
 県警によると、不正経理は2003~08年度に全54署と本部の110所属で行われ、業者に架空発注して金をプールする「預け」などが繰り返されていた。私的流用は確認されなかったという。
 渡辺巧・県警本部長は同日の定例記者会見で「県民にご迷惑をおかけした。信頼を回復するために再発防止を図っていきたい」と話した。