秋は秋吉台&秋芳洞 | かものはしの口遊〜くちずさみ〜

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島根から札幌に来て18年目。相方、娘に猫(雌)も加わり、居場所が徐々に奪われていく様子を口遊みます

秋芳洞へ行ってきました。
いつ以来じゃろう。4~5年くらい前に大勢で遊びにきて以来だろうか。
さすが休日、秋になって行楽日和などという言葉に踊らされた暇人たちが車や観光バスで集まっておるせいで、こんな田舎の町が大賑わいではないか。
少しは他の地域に拡散してくれんかのぉ。邪魔。特に観光バス。車線くらいは守るように。

秋芳洞へ向かう長いお土産店の並ぶ通りを抜けて、秋芳洞。
ふぅむ、前に遊びに来たときは秋吉台からエレベーターで降りたところだったから、ちゃんとした入り口から入るのはいつ以来?小学校の遠足くらいまで遡るかもしれん。お陰で初体験のような気分で向かう事が出来ました。
秋芳洞入り口
秋芳洞入り口

秋芳洞へ。
…当たり前だが暗い。しかし広い。すげぇのぉ、何でこんなポッカリとだだっ広い洞窟が出来たんじゃ?
水があるせいもあってか中はわりとヒンヤリしていて、しかしこの観光客の多さでただでさえ狭い通路が更に狭かった。
こんな大きな洞窟、どうやって出来たんじゃろうか…と、初めてでもないのに素直に感動。
何となく大長編ドラえもん『のびたと竜の騎士』を思い出したが、本当にあんな感じ(このマンガが分かる人はわしら世代)
洞窟に入ったスネ夫がだだっ広い洞窟を抜けると地底で竜に遭遇…みたいな話だったと思うが、本当にあんな感じ。本当にどっかに通じてそう。というか、これが自然の力で出来たってのが信じられないくらい。

百枚皿や黄金柱、岩窟王などなど、大自然の奇跡で出来上がった数々の芸術品に感動しつつ、中には「これは無理があるだろう」と思わずツッコミたくなるような名前のものも幾つかあったが、長い長い洞窟を奥へ奥へと進み、改めてその大きさに驚かされてもうた。
黄金柱
黄金柱
百枚皿
百枚皿

前に来たとき、時間切れで諦めた秋芳洞内にある「冒険コース」
300円の別料金。ふむ、今度こそこれをやらねばなるまい!!今度こそやらねばなるまい。と意気込んで規定を見る。
年齢制限、三歳以上。ふむ、思考レベルはともかく戸籍上は大丈夫。
そしてもうひとつ。スニーカー着用…ふむ、何故か今日はサンダルですのぉ。
えええっ、ダメなん?いや、大丈夫だって。サンダルでもわしは登山くらい平気でするぞ?
困難が多ければ多いほど燃える益高弓道部登山支部で培った日常生活では役にも立たない情熱を甘くみてはならん。
秋芳洞内部
秋芳洞内部、こんな感じ

秋芳洞を一通り見るだけで一時間はかかってもうた。
そのまま車に乗って、次は秋吉台へ。カルスト台地で有名なところですなぁ。

秋吉台

秋吉台のカルスト台地

秋吉台。あいにくの曇り空であまりキレイには見えなかったが、それでも広々とした台地。
今日は疲れがあってカルスト台地を歩き回ることはなかったが、それでも展望台から眺めるだけでちょっと満足。


そして大正洞へ移動。
ここは面白いから是非!!という元弓道部長のお勧めもあり、行ってみようと移動。
多少時間がかかってしまったのだが、どうにか17時前には着けそうじゃのぉ…と山道を颯爽と走りぬけ、大正洞へ到着。

「閉園時間・16時30分

マジでか?
何だ?その中途半端な時間は。ここに来るまでいろいろ見てまわったんだから、時間がかかるのは分かっておろうに、何だこの仕打ちは。
それなら秋吉台でもう少しくつろいでくればよかったかのぉ。


そのまま帰るのも悔しかったので、長門の湯本温泉へ。
黒川温泉以来、すっかり温泉にハマっておるのぉ…と自分で感心しながら温泉へ。入浴料140円。安っ!!
湯本温泉
湯本温泉

さすが大衆浴場。何やら地元のオッサンっぽい人ばかりだった。会話がかなりローカルである。
しかしお湯はいいのぉ。ヌルヌル感がしっかりある。ただ、ちと温度がヌル目かのぉ。

そんなことを思いながらも、あまり広くない温泉の奥の壁側の湯船の中に腰を下ろして、ゆっくりと温泉を満喫。

…しておったら、いつのまにか湯船の出口側に、地元のオッサン軍団らしき集団が並んで座っておった。
何でそんなところにおるんだ?出られんではないか。邪魔である。
何やらくだらんオヤジギャグで笑っておったが、風呂におるのに寒いではないか。
ウザいんでとっととどいて欲しい。

雨が降り出したんで、そのまま益田に帰りました。
ふぅむ、今日はかなり動き回ったのぉ。大したものじゃ。

ナッちゃん
秋吉台のソフトクリーム屋の看板娘”ナッちゃん”
観光客に大人気だった