大河「江~姫たちの戦国~」かも的評価点 | かものはしの口遊〜くちずさみ〜

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島根から札幌に来て18年目。相方、娘に猫(雌)も加わり、居場所が徐々に奪われていく様子を口遊みます

とうとう最終回を迎えた大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」

色々言われた大河がではあったが、それでも、二回に一回くらいは見たであろうか。
近年にないくらい興味が沸かなかったのぉ。
しかし、一応かも的評価を発表しましょうか。


 

~江 かも的評価点~



織田信長 / 豊川悦司 8.0

荒れ果てたキャスティングの中で、唯一光ったキャスティング。


浅井長政 / 時任三郎 7.5

第一話で終わってしまうには、あまりに惜しいキャスティング。
 

徳川秀忠 / 向井理 7.0

秀忠を演じさせれば向井理。それが褒め言葉になるかどうかは別として。

 
おね / 大竹しのぶ 6.5

同じ天然系女優でも、こうまで演技が違うとは。


本多正信 / 草刈正雄 6.5

さすがは草刈正雄。まとまりの無いキャスティングの徳川家臣を見事に引き締めた。


福 / 富田靖子 6.5

配役された段階で、主役を食うことは目に見えておった。


千利休 / 石坂浩二 6.0

石坂浩二のわびさびの利いた演技も、江が絡むと台無しである。


佐治一成 / 平岳大 6.0

主役の夫という大役の割に短い出番と酷い扱い。辛うじて最後に見せ場。


市 / 鈴木保奈美 5.5

久々のドラマ復帰もさすがの演技力。少なくとも次女三女よりはご立派。


徳川家康 / 北大路欣也 5.5

彼に20代を演じさせる辺りの乱暴さが、この大河のすべてを物語る。


千 / 忽那汐里 5.5

母親や叔母よりも演技が見られたあたり、秀頼様も浮かばれよう。
 

細川ガラシャ / ミムラ 5.0

かつてのビギナーも、立派な演技をするようになったものよ。


明智光秀 / 市村正親 5.0

キンカン頭にしては、ずいぶん熟れきったキンカンだった。


豊臣秀吉 / 岸谷五朗 5.0

岸谷五朗は悪くない。彼はきっと脚本通りに演じてしまっただけである。


淀・茶々 / 宮沢りえ 5.0

淀を演じさせれば、宮沢りえと言えど永作博美は超えられない。


大姥局 / 加賀まりこ 5.0

加賀まりこに対する演出は、たまに悪意めいたものを感じる。

 
茶々・千 / 芦田愛菜 5.0

視聴率獲得のためには、なるほど、人気子役を二度登場させればいいのか。

 
柴田勝家 / 大地康男 5.0

柴田勝家を顔だけで選べば、大地康男以外にはあり得まい。


真田幸村 / 浜田学 5.0

秀忠のライバル的に登場させては、名将・幸村が浮かばれまい。

 
京極高次 / 斎藤工 4.5

重要な役だったはずなのに、亡くなるシーンは見事にカット。


石田三成 / 萩原聖人 4.5

ここまで小者にする脚本も脚本だが、それを完璧に演じた萩原はある意味見事。

 
豊臣秀勝 / AKIRA 4.5

重要な役だけど出番が少ない。なるほど、話題作りにはうってつけの役ではないか。


初 / 水川あさみ 4.0

江の演技に隠れているが彼女の演技も戦犯もの。関ヶ原のシーンだけが救い。


足利義昭 / 和泉元彌 4.0

おかしい、この人もかつては大河の主役を張った人のはずなのだが。


結城秀康 / 前田健 3.5

いくらお笑い枠といえども、これでは秀康が浮かばれまい。


江 / 上野樹里 3.0

この大河の全ての誤りは、全てここから始まっていた。

 

 

来年の大河「平清盛」には期待じゃのぉ。