サッカーアジアカップ決勝・日本vsオーストラリア | かものはしの口遊〜くちずさみ〜

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島根から札幌に来て18年目。相方、娘に猫(雌)も加わり、居場所が徐々に奪われていく様子を口遊みます

今日で4連戦終了のかものはし。
家に帰ってきたらすぐに就寝。
そして満を持して日付が変わる時間を迎えたかものはし。



今日はサッカーアジアカップ決勝。日本vsオーストラリア



アジアから見たら、極東と豪州という、それ「アジアカップ」じゃねぇだろみたいな決勝戦。
それはともかく、相方がラジオを聴く傍らでテレビを見ておりました。



大方の予想通り、香川の代わりに藤本が入ったザックジャパン。
そして大方の予想通り、オーストラリアに押され気味のザックジャパン。
もはや、アジア人のサッカーじゃないからのぉ、オーストラリア。
ロングボールを入れて体格を生かした攻撃をしてくる上に、守備はさすがここまで1失点の堅守。
全体的に押されてるせいで、日本も韓国戦前半のような攻撃が出来ない。
そして豪州には、真狩村の人がおる。
さっきから、真狩、真狩と言っておる。細川たかし以外にもおったのか。



そんな感じで前半終了。



後半は、早々に藤本と岩政が交代。
ほとんど機能してなかったからのぉ、藤本。やはり香川の代わりは無理だったか。
今野を左サイドに置いてCBに背のある吉田と岩政を配置。
長友と岡崎をサイドに置いて4-2-2-1の形に変更。
準決勝では、押され気味だった韓国がシステム変更して流れを変えたが、今日は先に動いたザッケローニ。
…背の高い選手の多い世界相手では、今ちゃんはCBは無理って事になるかのぉ。
対人の守備では中澤や闘莉王にも負けないと思うんだが、身長がのぉ…。



しかしシステムを変えてからは少しずつチャンスも増えた日本。
しかし何しろ前線に背の高い選手を置きっぱなしにして、守備に人を残すオーストラリアに決定的なチャンスがなかなか出来ない。
何度か決定的なピンチを迎えつつもオーストラリアの攻撃陣をどうにか抑えて、後半も終了。
準決勝に続いて延長に突入。
…良かったのぉ、明日が休みで。



そして延長前半。
シュートもパスも一歩遅い感のあった前田に代えて、李忠成を投入。
ついに李が初登場。
しかし日本のDF陣、ミスが目立ち始めてのぉ。吉田も岩政も今野も。
どうしても中澤と闘莉王がいれば…と思わざるを得ん。
川島も今大会の完封は無いから、有終を完封で飾って欲しい物である。



そして延長後半。
遠藤、長友のパス交換から上げたクロスに…



李~~~~~~~!!!!!



マークを外して綺麗に決まったボレーシュート!
よく決めた!李忠成!!
延長後半4分、ついに先制!!



そして韓国戦の反省か、5バックのように守備をむやみに固めるのではなく攻撃もしつつこれまでの流れで試合を継続。
オーストラリアも背の高さを生かしてパワープレイ。
延長になっても油断はならん。
何しろここはあのドーハ
最後の最後まで気を抜いてはならん。
パワープレイに備えて内田に代えて背の高い伊野波を投入。
最後はほぼ4バック。
そしてロスタイム、最後にゴール前でハンド。
最後まで魅せるのぉ、ザックジャパン…。
ここをどうにか防ぎきって…



日本、アジアカップ制覇!!!



いい試合だった!起きてた甲斐があった!
選手交代がことごとく決まったザック采配も今日はお見事。
選手もみんな、よく頑張った。
故障者が相次いで選手が集まらなかったこの大会。
色んな選手を国際舞台で試せた上に優勝。
いい大会になったのではないだろうか。



しかし予選でヨルダンに引きわけて、シリアに苦戦した時には、まさか優勝出来るとは思わんかった。
サウジ戦以外、どこで負けてもおかしくない試合を勝ち越し、または逆転して獲った優勝。
3年後のW杯に向けて、ザックジャパンは楽しみじゃのぉ。