古神札焼納祭「どんと焼き」in北海道神宮 | かものはしの口遊〜くちずさみ〜

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島根から札幌に来て18年目。相方、娘に猫(雌)も加わり、居場所が徐々に奪われていく様子を口遊みます

昼前まで爆睡してたかものはし。
お陰で成人式に間に合いませんでした。呼ばれてもないが

ようやく起きると、北海道神宮に行ってきました。
今日は「どんと焼き」こと古神札焼納祭が催されている北海道神宮。
焼くものなんて御守くらいしかないけど、恒例行事として行ってきました。

初詣以来の北海道神宮。もう今年に入って半月も経ったのか。
こりゃ今年が終わるのも早そうである。年齢は永遠にハタチと言い張りますが

今日はどんと焼きとあって、人も車もかなり来ておりました。
雪で敷き詰められた参道を歩いて本殿へ。
紙袋を持ってる人が多かったが、当然じゃの。
わしのようにほとんど手ぶらで来る人の方が、何しに来たんだ?って話である。
わざわざ御守りひとつ持ってどんと焼きに来るなど、コンビニにチロルチョコ一個買いに入るようなものである。
北海道神宮どんど焼き
北海道神宮

参拝を先に済ますと、あとはどんと焼き会場へ。
どこでやっておるんだろうと思って見回して見ると、森の方から火の手が上がっておりました。

何でこんな森林の生い茂ってる中でやってるんだ?と思ったが、なるほど、この辺だけ樹が無いのぉ。
何だろう、このスペースは…と思って見てみると…
どんど焼き

…おや?奥にある雪の山は、弓道の的を置く的場じゃないですか?

見回してみると、間違いない、ここ、弓道場ですよね?
何で弓道場の矢道の真ん中でゴウゴウと炎を焚いてるんですか?
弓道人のメッカ、京都の三十三間堂では大勢の弓道人が詰め掛けて盛大に通し矢が行われているというのに、北海道神宮の弓道場では何故か火の手が上がっております
そしてその炎に、どんどん紙袋を投げ込む一般参拝客。
すげぇ、わしが青春を捧げた弓道が、神意によってえらい目に遭ってるんですが

うちの高校の弓道場でさえ、矢道には落とし穴を作るので精一杯だったというのに、やはり神のやることはスケールが違うのぉ。
わしらが高校の矢道でどんと焼きと称して炎を焚いた日には、年始早々、警察のご厄介になってた事でしょう

あとは屋台を冷やかしてきました。
冬になって中山峠に行けなくなったかものはし。
屋台のあげいもを買ったが、やっぱり違う。あげいも研究家のわしの舌は誤魔化せん。
質量ともにレベルが違う。カレーとハヤシくらい違います
あげいもを名乗るからには中山峠で修行を積んできて欲しいものである。

あとは甘酒を購入。
これは美味かった。さすがは自販機で売られている甘酒とはレベルが違う。
寒空の下、温かい甘酒を飲んでいるとちょっと幸せな気分になれます。
花咲かマーチを見かけた時くらいに

美味かったんで、境内をグルッと廻って戻ってきた時にもう一杯購入して、飲みながら帰りました。
あれじゃの。甘酒といえどもやっぱり酒ですのぉ。
二杯も飲んだらちょっとしたほろ酔い加減でした。
今からカラオケに行ったら、また歩いて円山まで帰ってきそうです