喉にタプタプがあったら、この病気かもしれません。

 

犬で時折みられる病気に「唾液腺嚢胞」があります。

 

喉にある唾液腺の一部が破綻することで、唾液が漏れ出て、皮下に貯留する病気です。

 

詳しい解説は過去の記事で↓

唾液腺嚢胞の外科手術 | 木場きたむら動物病院のブログ

 

Aちゃんは首が腫れているとのことで来院されました。

 

唾液腺嚢胞でしたが、とりわけ症状が強かったです

 

こんなに首が腫れていました。中身はすべて唾液です。





 

そして注目すべきは舌にある膨らみ(青丸)です。

これも唾液の蓄積で、通称「ガマ腫」といいます。


あまりに腫れがひどいので、緊急手術となりました。

 

喉を切開し、下顎腺と舌下腺という二つの唾液腺を摘出します。

このとき摘出が不十分ですと、再発の恐れがあります。




唾液腺を摘出後は念のため、ドレーン(排液管)を数日間設置します


手術から二週間後のAちゃんです。

すっかり腫れも引いて、傷口もきれいになおりました。

Aちゃんお疲れさまでした拍手



喉元は注意深く見ないと、意外と気づきにくい場所です。

唾液腺嚢胞は早期の手術が必要です。

 

皆さんもワンちゃんの喉をぐりぐりしてください!