モルモットの「腰」には「毛包上皮腫」という腫瘍が多いです。

モル飼いの方は覚えておきましょう!

 

毛包上皮腫とは

毛包上皮腫腫は、その中にクリーム状の角質を溜め込むのが特徴です。

つまり、腫瘍の中身はほとんどが「皮膚の垢」みたいなものです。

 

表面に火山の噴火口のような穴があり、圧迫すると中身がブシュっとでてくることもあります。

 

良性腫瘍なので、綺麗に手術すれば完治します。

 

この腫瘍は、他の動物でもありますが、

モルモットに何故か多く、しかもほとんどが腰の部分です!

 

実例紹介

Mちゃんは背中に大きなシコリがある、とのことで来院されました。

これは明らかに皮脂腺上皮腫です。かなりの大物ですガーン

 

麻酔をかけて毛刈りをすると、このような感じ↓

 

表面に穴が空いて、白い中身が見えます↓

 

手術はそれほど難しくありません。

腫瘍の周りの皮膚と一緒に摘出します。

 

しかし、モルモットの背中の皮はとっても硬いです。

メスがなかなか入らないほどです。

 

摘出した腫瘍の断面です。

白い角質が溜まっています。

 

手術から2週間後、無事抜糸ができました

 

お疲れ様でした拍手

 

この腫瘍は良性腫瘍なのでただちに命には関わりません。

しかしあまりに大きいと手術がやはり大変になります。早めに手術を受けられることをお勧めします。