健康診断には「画像検査」を追加しましょう!
犬猫の長生きのコツは「健康診断を受けて病気を早期発見すること」に尽きます。
さて健康診断の項目は、主に血液検査と画像検査の二つです。
ここで重要なのは、それぞれの発見できる病気が違う!という点です。
<実例紹介>
健康診断で受診したワンちゃんいつも元気で症状は全くない子でした。
血液検査の結果は全く問題ありません。
しかし念のためレントゲンを撮ると、、、、
なんと肺に腫瘍が見つかりました!!!
レントゲンを撮らずに、血液検査だけで満足していたら、、、考えるだけでぞっとしますね

ガンがあるのに、血液検査はすべて正常値ですよ!?
<健康診断は画像検査もセットで>
血液検査は「各臓器の機能(目に見えないもの)」が分かります
したがって、腎臓病や肝臓病などを見つけるのが得意です
画像検査は「形態変化(形のあるもの)」が分かります
従って、ガンや結石などを見つけるのが得意です。
したがって、先程のワンちゃんのように、
血液検査は正常、画像検査でガンが見つかる、というケースは多いです。
裏を返すと、健康診断の際に、
「血液検査と画像検査を組み合わせれば万全」ということです。
先程のワンちゃんは無事に手術ができ、現在も元気に暮らしているのでご安心ください
次に健康診断を受けるときは、是非、「画像検査をセットで」受けてくださいね