瞬膜(しゅんまく)をご存じですか?

 

「上まぶた」と「下まぶた」がありますよね。

そして目の内側に3つ目の瞼があります。

これを「瞬膜」といいます。

 

人よりも動物の方が発達しています

 

<若い犬に多い瞬膜の病気>

若い犬が突然、「あっかんべー」することがあります。

 

これは瞬膜腺脱出(チェリーアイ)という病気です。

瞬膜には瞬膜腺という分泌腺があり、涙を産生しています。

これが炎症を起こし腫れ上がると、飛び出してきます。

 

先日来院されたアメリカンコッカーのCちゃんもこの病気でした

飼い主さんが写真をくださいましたニコニコ

目の内側から赤い瞬膜腺が出ています

<チェリーアイの治療方法>

腫れて飛び出してしまった瞬膜腺を、瞬膜に「埋め込む」手術をします。

 

実際の写真だとこのような感じです

細かい手術で分かりにくいのでイラストでも解説しますね

瞬膜腺の両サイドを切開して、切開部位同士を縫合します。

 

縫合には非常に細い糸を用います。

拡大鏡で見ながら行う繊細な手術です。

これにより、瞬膜腺が飛び出さなくなります。

 

手術の写真です

手術の写真です(向きが反対でごめんなさい)

 

注意瞬膜腺脱出を起こした場合、早期の手術が重要です。

注意時間経過が長いと手術後の再発率が高くなります。

注意すぐに動物病院を受診してください。

 

ワンちゃんの飼い主さんはぜひ覚えておいてください。