フクロモモンガをご存知ですか?

オーストラリアやニューギニアなどに生息しています。

 

外見はモモンガそっくりですが、彼らはカンガルーの仲間で有袋類に分類されます。

お腹の袋で子供を育てるので、”フクロ”モモンガと呼ばれます。

 

タピオカのような大粒の目が愛らしい動物ですニコニコ

 

最近はペットショップで見かける機会も多く、来院数も増えています。

 

<実例紹介>

フクロモモンガのKちゃんはしっぽの怪我で来院しました。

どこかに挟んでしまったのか、しっぽの先端8cmほどが壊死していました。

 

フクロモモンガは「怪我した部分をかじり続けてしまう(自傷行為)」性質がありますえーん

 

Kちゃんの場合もしっぽを自傷してしまう可能性があったため、病変部の切除を行うことになりました。

 

麻酔をかけていきます

 

しっぽの先端が壊死して変色しています

 

病変部を大まかに切断し、先端部の手術をします

先端部に尾骨が露出していると、自傷の原因になるので切除します

 

先端部を丁寧に縫合していきます

 

最後にエリザベスカラーの装着です。

フクロモモンガの手術で難しいのは、ずばりエリザベスカラーです。

 

彼らは首が短く、力も強いため、適切な装着がとても難しいです。

文具店で売っているクリアファイルを改造して自作します。

 

カラーがついて不機嫌なKちゃん。

すこしの辛抱です。

 

エリザベスカラー着用後は、

呼吸が苦しくないか、

食事をちゃんととれているか、

エリザベスカラーのせいで皮膚が傷ついていないか

など沢山の注意点があります

 

一週間後、傷はきれいになおり、Kちゃんは無事カラーを取ることができました。

Kちゃんお疲れさまでした拍手