猫の乳癌は怖いです猫猫

 

わんちゃん以上に悪性度が高く、発見も難しいからですえーん

 

猫さんで、特に避妊手術を受けていない、あるいは受けるのが遅かった子

は特に注意してください!

 

<猫の乳腺腫瘍ポイント>

1.  避妊手術を受けていない(子宮と卵巣が残っている)子は要注意

2.  犬と比べて悪性度が高く、転移が心配される

3.  手術は原則として広範囲に乳腺を切除する

4.  猫は犬よりも発見が遅れがち

 

<実例紹介>

ミーちゃん(未避妊の女の子、13歳)が、「胸にしこりがある」とのことで来院されました

 

触診してみると、左乳腺に3cmほどのしこりが二つありました

 

細胞診(細胞の形態)と状況から、乳腺腫瘍の可能性が高いと判断

 

明らかな転移を認めなかったため、手術のはこびとなりました

 

麻酔がかかったミーちゃん。丸囲みの2か所が乳腺腫瘍です。

 

乳腺腫瘍の場合は同時に避妊手術(子宮卵巣摘出)を行うことが多いです

まずは開腹して子宮と卵巣を摘出します

 

猫の乳腺は前足あたりからお尻の近くまで分布します

従って切開線は写真のようにとても広いです

(専用のペンでラインを引いてあります)

皮膚切開後、乳腺を残さないように剥がしていきます

時に大きな血管があるので注意します

 

無事に摘出が完了したら、丁寧に縫っていきます

広範囲にわたるので、縫うのはとっても大変ですアセアセ

 

以上で終わりです!

比較的長い麻酔になりましたが、ミーちゃんは3日ほどで退院しました

 

一週間後抜糸に来てくれたミーちゃん

傷はきちんとふさがって、元気そうでした

すこしご機嫌斜めでしたがプンプン

 

ミーちゃんの乳腺腫瘍は、悪性の乳癌と診断されました。

今後は転移に気を付けて、定期検診を受けてもらいます。

 

ミーちゃんお疲れさまでした拍手

 

猫にしこりがないか、よーく注意してください

何か心配なことがあったら、怖がらず、すぐに動物病院を受診してくださいね!