我が国が右肩あがりの経済成長を謳歌していた時代、団塊の世代の多くはその恩恵を受けました。
そして絶頂期には、「ワンレンボディコン爪長ハイヒール」のお嬢さんたちと六本木で深夜まで元気に活動していました。
もちろん、バブルがはじけたときに、逃げ遅れた団塊の世代はストップロスで資産を失い、その後の20年は心身ともに後遺症に悩まされました。一部のしたたかな仲間はリハビリに励んで、その後のITバブルで半値戻し、リーマンショックをかわし、東京電力福島原発の人災からも運よく逃れたことでしょう。
「長く生きていて良かったと思う時代は、もう来ない」と悲観したら、来るものも来なくなります。まずは、物理的な体力をつけて免疫力の低下を遅らせ、先行き不透明な今をしのいで暮らしていきましょう。