長い間

認知症の母との介護

葛藤していました

薬を飲んでいても

確実に進んでいく病症に

私も怒ったり、泣いたり、唖然としたり

普通に会話しているのかと思うと

また繰り返す「私はね・・・なの」の言葉がエンドレス

察知?回転の速い私は

結論を提示

返答すると

「そうして、話をさせてもらえない」

「それ、聞いたと言ってさえぎる」

最低3回は黙って聞いていますが

さすがに

エンドレスには付き合いきれない

それでなくても

家事にお世話とやることが目白押しなんだもの

ようやく、時間を作って

外に出て買い物・運動・銭湯

5時の夕食までに急いで帰ると

なんかやらかしてます笑い泣き

 

目薬は隠しておいても

目がただれるほど挿す

いない間に探してバッグに隠す

私「これ3か月分なんですけど」と病院から釘を刺されているのですが

要求を拒否すると

泣く喚く

最後には「死ねばいいんや」で終わる

このこだわりは異常だわ凝視

 

ディケアでもショ-トでもきちんとされていて

問題ありませんとのこと

 

家に帰るとお風呂も入らず

歯磨きもしないのに

食事だけはおかわりをして食べる

出しておくと間食をする

 

泥のついた長靴で廊下を歩くのは直らない

最近はタオルで鼻をかんだり口を拭う

 

羅列すると

やっぱり普通じゃないよね

 

家での甘えが悪化させているのか

そう思って構わないようにすると

試すように何かを要求する

もうお手上げです笑い泣き

そんな私を

心配してくださったケアマネさんが

「空きが出たので、急ですが明日からグル-プホ-ムにいかれますか?」

と電話くださった

 

さすがに正月が家でむかえさせてあげようと

そう思って断った

次のショ-トまで半月

頑張らねばと気持ちを入れ替えて

 

「お正月の花を活けてね」と母に伝えると

「はや、正月?」との答え

待つこと小一時間

腰をあげて制作にかかった

1時間かかったけど

玄関にできあがっていた

南天と山茶花は長靴を履いて切ってきてた

 

余った材料で

食卓にも飾ることができた

お風呂を沸かして

真新しい下着にきがえてもらう

今夜はすき焼きを一緒につついて

ビ-ルもついだ

日本酒党の母様は

「こんな苦いの好きじゃないわ」

滝汗

もう気にしないよ

来年は施設で迎えてもらおうと決めたから

家でお世話をするには

もう私だけでは無理だと思いました

ショボーン