みなさん、いかがお過ごしでしょうか?
今回ご紹介するのは、久しぶりの気功のきこちゃんシリーズ!
周天さんのビジネス気功(前回まではこちら )の続きを今回から3回連続でお届けします!
周天さんはというと、気功を学び始めてから、なんだか調子がいいようです。
それではその後の周天さんを見ていきましょう!
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第5話「周天さんのビジネス気功」
その3-1.周天さんの変革期
周天さんはゆたか先生から、気功には、3調節(調身、調息、調心)というものがあるということを教わった。
一般的に調身とは正しい姿勢や動作のことを指す。
調息とは呼吸法のことで、効果的な呼吸をすることによって、健康に導くことができる。
調心とは瞑想やイメージングにより、心を整えることを示す。気功の中にも、色々な流派が存在するが、流派ごとに、3調節の内、どの調節に重きを置くのかが違ってくる。
では、ゆるみ気功ではどうなのだろう?ゆたか先生がタイミングよく答えてくれた。
「気功でいう「調」とは、調整という意味で使われることが多いのですが、ゆるみ気功では、「調」べるという字に着目し、すべての動作や心の状態、身体感覚を観察することに重きをおいています。
例えば、今、周天さんは、座って私の話を聞いていますが、その時にお尻と椅子の接地面の感触や力の入っている場所やどこに体の重心があるのかなど普段は考えもしないと思いますが、感じようと思えば、すぐに認識、確認できますよね?
それが観察する、つまり「調」べるということです。
正しい呼吸や姿勢をしているときは、どんな感覚なのかを観察する、それによって、いつでも正しい状態を導き出すことが可能となります。
正しい状態とは、その人にとって最良な状態でいることを意味し、ベストパフォーマンスができる状態のことです。
人はどこか痛い時や不調の時にだけ、その感覚に意識を持って行きますが、逆に調子のよい状態を観察する(=調べる)ことによって、調子のよい状態を覚えて、ベストパフォーマンスを引き出すことが可能となってきます。
ゆるみ気功では、その観察するという行為こそが重要であると捉えています。」
周天さんは、なるほど、これだと簡単に日々の生活に、気功を取り入れられる気がする、とちょっと楽しみになったのであった。
「そうそう、あと、この文章を読んでいるあなた、今どんな姿勢で、この文章を読んでいますか?
ちょっと体の感覚を観察してみてください。
どこに力が入っていますか?またどの部位がリラックスしていますか?
重心はどこにありますか?
それがなんとなくでも分かったら、今一番楽な姿勢になってみてください。
そして先ほどの姿勢との違いを感じてください。
無意識のうちに体が緊張して、無理な姿勢をとっていたことに気づく方もいるかもしれませんね。
この気づきこそ、氣を知る第一歩となってきます。
ちなみに、集中している状態には、緊張集中と弛緩集中とがありますが、弛緩集中、つまりリラックスしながら、集中している状態こそが最大の効果を生むのです。
人は楽しいとき、嬉しいときは自然に弛緩集中しています。
弛緩集中の状態を思いのまま引き出せるように、自分自身を調整してみてくださいね。」
ゆたか先生があなたに向かって話しをしていると周天さんが不思議そうな顔をした。
「先生、誰にむかって話しているんですか?」
「あぁ、こちらの話なので、気にしないでください。それでは、周天さん、気功の3調節を意識しながら、日常生活を過ごしてみてください。
ちょっと意識を変えるだけで、いつでもどこでも気功を行うことができますよ。
みなさん、気功を難しく考える方が多いのですが、実は無理なく始められるのも気功の良いところだと思います。」
周天さんはさっそく、気功教室の帰り道から、自分の身体感覚を意識してみた。
今まで知らず知らずのうちに体に力をいれてしまっていることに気づいた。
歯をくいしばる癖もあることに気が付いた。
そっと、ほっぺたをさすり、リラックス、リラックス、と呟いた・・。
・周天さんの新たな日常 「身体も心も充実した帰宅後の過ごし方」
周天さんは、通勤や就寝前の合間時間を活用し、教室で学んだリラックス法を実践した。
仕事の行き帰りの道中では、自分の体のどこに力が入っているのか、重心のかかり方はどうか、意識しながら歩いてみた。
なるべく地に足がつくように、息を吐きながら、意識を下に下ろしてみる。
これだけで、気持ちが落ち着く感覚に包まれた。
帰宅すると、さっそく教室で習った練気回転呼吸法を実践してみた(この呼吸法のやり方は「気功のきこちゃん第2話(リンク) に載ってるよ)。
体が徐々にゆるんで、自分が周囲と一体になっているような心地良さを感じることができた。
この呼吸法のいいところは、身体のチャクラを一つずつ刺激し、開いていくことが可能となることである。
チャクラとはつまるところ、身体の内側のつぼのようなポイントを指し、体内の臓器と関わりがあるエネルギーの中心、中枢である。
内臓は自分の意思で動かすことができない。
そこで、練気回転呼吸法では実際に身体を回転させるという動作によって、体内の臓器を付随させて動かし、刺激することができる。
この呼吸法を続けていると、周天さんはすっかりリラックスし、身体がぽかぽかと暖まってくることを感じていた(10分くらいやれば周天さんと同じくらい身体がぽかぽかすると思うよ!)。
そのままベッドに横になり、夢見心地のまま、うとうと眠りについていた。習慣となってしまっていた就寝前のゲームをする気もおきないほど、眠気が勝っていたようだ。
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いかがでしたか?
いろいろといつの間にか変化が出始めた周天さん。
次回は、周天さんのビジネス気功その3-2
「周天さんの新たな日常 すがすがしい朝~有意義な会議」
をお届けします(^o^)
では、明日もみなさんにとって
「楽しく、嬉しく、弛緩集中の元氣」
な1日でありますようにo(^o^)o
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