価格:530円
読書時間:2時間
パフォーマンス:👍👍
精神科医の伊良部先生シリーズの三作目。

これまで同様の短編集。

最初の2つのストーリーは、フィクションとはいえ、実在する人物を断定できるパロディ加減が面白い。

確かに、こんなこと考えていそうだとか、勝手に納得してしまう。

そう思うと彼らもマスコミに人格を作られているのかと考える。

4つ目のストーリーが、本の題名と同じ町長選挙。

これが、これまでの現実感のある精神病を治す破天荒な治療とは少し毛色の違うストーリー。

別にこの精神科医が出てくる必要性を感じない。

ただ、ホッとするストーリーでした。

すっと読める娯楽本でした。