こんにちは、こはるです
私は映画を観ることがけっこう好きだったのですが、
産休に入ってからは以前よりもたくさん映画を観るようになりました!
自分の記録、かつ、よかった映画の紹介を目的として
こちらに書いていこうと思います
映画レビュー記事の記念すべき第一回目は
キャスト・アウェイ(Cast Away)
という映画について書いていきます。
ネタバレもありますので、嫌な方は見ないでくださいね
概要
・2000年のアメリカ映画で2001年日本公開
・ロバート・ゼメキス監督、トム・ハンクス主演
→この2人のタッグは「フォレスト・ガンプ/一期一会」以来の2度目
(「フォレスト・ガンプ/一期一会」もとても良い映画ですよ〜)
・トム・ハンクスは第58回ゴールデングローブ賞では主演男優賞(ドラマ部門)を受賞
・第73回アカデミー賞では主演男優賞と録音賞にノミネートされたが受賞には至らず
トム・ハンクスは本作の役作りのため22.7kg減量
143分のうち、約80分はトム・ハンクスの無人島でのサバイバル一人芝居
約80分もトム・ハンクスのサバイバル一人芝居なのに見てられる
中だるみもしない、引き込まれる凄さよ・・・
ストーリーも良いと思いますがトム・ハンクスという俳優も素晴らしいな、と改めて実感。
約22kgの減量できるのもすごい。役者魂を感じますね
あらすじ
トム・ハンクス演じるチャック・ノーランドは倉庫の生産解決に世界中を飛び回るシステムエンジニアであり、仕事は多忙を極めており時間に追われる生活を送っていた。
家族とのクリスマスパーティー後、急な仕事が入り、恋人のケリーに空港まで送ってもらうチャック。
(車の中でクリスマスプレゼント交換し、サプライズで婚約指輪を渡す。)
チャックが乗った飛行機が太平洋上で突如トラブルが発生し、機体が墜落してしまった。
チャックは機体から脱出し救命ボートに乗りこみ意識を失い、一夜明けて気がつくと無人島に漂着していた。
そこから無人島でのサバイバル生活が始まる。
バレーボールに自分の血で顔を描き、ウィルソンと名付け友達として接して過ごした。
天使の羽が描かれた荷物の箱だけは開けずにおいておいた。
4年の年月が過ぎ、島の不便な暮らしにも慣れている様子。
ある日、天使の羽が描かれた仮設トイレの板が流れ着き、それを帆にしていかだを作り始める。
航海に適した天候を見計らい、ウィルソンを連れて島から脱出して高波も突破する。しばらく漂流した後、暴風雨に襲われウィルソンは流されてしまい、いかだは骨組みだけとなる。その後、漂流中に通りかかった貨物船に発見され救出される。
元の社会に戻ると、自分は故人になっており親族は葬式も済ませていたことを知った。
自分がいなくても会社は何も変わらない。
恋人だったケリーは、別の男性(主人公の担当歯科医)と結婚し娘がいた。
電気もある、火もライターで簡単に着く。食べ物もある。
絶望感を感じる。
無人島では希望だったケリーとの未来は消えてしまい、ただ生きることだけが目的となる。
主人公は無人島で強靭になった。
4年間友だったウィルソンを失い、無人島で生きる支えだった恋が破たんしても
「息をして生き続ける。潮がなにか運んでくる」とタフに言いきる。
その後、チャックは無人島で開けずに取っておいた天使の羽の箱を送り主届けに向かった。
届け先不在のため、感謝するメモ書きを添えて戸口に箱を置いて去る。
十字路にて行き先に迷っていると、親切な女性が車を止め道案内をする。
彼女が走り去る際、チャックは箱と同じ天使の羽が車の後部に描かれていることに気付く。
一人になったチャックは各行き先を眺め、それから女性の車が走り行く方を見て穏やかに微笑んだ。
考察
時間に追われる生活を送っていたチャックだが、無人島での生活を経て
元の社会に戻ってからの様子をみるに、
人生に対する捉え方、考え方、が変わったのだと思う。
サバイバル生活の中で
「天使の羽が描かれた荷物の箱だけは開けずにおいておいた。」
という描写があったのですが、疑問だったので調べました
アメリカには天使信仰というものがあり、ある調査では、
アメリカ人の半数以上が「自分は守護天使に守られている」と信じているとのこと。
→天使の羽の描かれた荷物の箱を見て、チャックは守護天使の存在に思いをめぐらせ、
その荷物だけ開封しなかったのだろと考えられます!
最後の場面でも、女の人が乗ってきた車の後部に天使の羽が描かれていました。
無人島でも天使の羽に助けられ、道に迷っている時も天使の羽をつけた女性に
助けられ、改めて守護天使の有り難さを感じたのだろうか。
チャックの新しい物語がスタートする余韻を残して映画は終わります。
感想
4年もサバイバル生活すごっっっ!!!!!!!
と、まず思いました。
よく体調崩さないなあ、と(笑)
浅はかですいません
天使の羽については、私自身、信仰しているものは特別ないので
共感する部分はなかったのですが、
人間、信じられるものがあればとことん頑張れるのだなあ、と感じました。
ケリーとはお互い想いあっているのに、4年の月日で状況は大きく変わって
ケリーと2度目の別れをした場面は相当泣きました。
かなり切なくなっちゃいました。
2人の気持ちを考えると戻って欲しかった、ですが、子供もいるし結婚してるし
そうもいかないですよね、現実は。
そこらへんのリアリティーさがあってよかったです。
私がケリーの立場でも別の人との道をいっていると思いますし。
はあ、辛いですね。
しかし、チャックは無人島での生活を経て、心身ともに強くなっていて
バレーボールのウィルソンとの別れ、ケリーとの2度目の別れを経ても
その絶望を乗り越え、
「息をして生き続ける。潮がなにか運んでくる」
との気持ちを胸に新しい未来が待っているような終わり方がよかったです
長くなりましたが、結論、おすすめです!見てください!(笑)