今朝、私の部屋にあるアレクサ(某Amazonのスマートスピーカー)に、
「アレクサ、今日の最高気温は?」と聞くと、
「今日の最高気温は、4℃です」と言われて飛び起きました。
(いきなり真冬?)
ところが、テレビの天気予報を見ても、そんな予報はありません。
三重県で、最高気温4℃は、かなり強烈な寒波です。
いったいどこの気温を私に教えたのか謎です。
明日は、今年の最後となる流星群「ふたご座流星群」が極大になる日です。
ちなみに「極大」とは、流星群自体の活動が最も活発になること、
またはその時期を指します。
今回、予想される極大時刻は、12月14日22時頃となっています。
実は、昨年の「ふたご座流星群」の極大日も、12月14日でした。
ところが、極大時刻が16時頃で、日没前のため見られず。
そこから月の入り時間を待って、深夜の2時~4時くらいが、
一番見やすい時間となり、観察が困難な時間でした。
しかし今年は、極大時刻が22時頃。
そして、月が地平線から出始めるのも22時頃(三重県津:22時3分)なので、
月が高く昇る前の、良い時間にたくさん見られそうです。
「ふたご座流星群」は、「しぶんぎ座流星群」「ペルセウス座流星群」と並んで
三大流星群と呼ばれています。
なかでも今回の「ふたご座流星群」は、毎年ほぼ安定して多くの流星が
見られることで知られています。
今回は、極大時刻前後で、かつ月が昇る前、21時~0時頃にかけて、
光の影響を受けないなど条件が揃えば、1時間に40~45個見られる
と予想されています。
見やすい時間帯とはいえ、夜は冷え込みます。
暖かくして夜空を見上げてみてはいかがでしょうか。
©国立天文台
↑今日のメインはふたご座流星群ですが、実は火星も地球に接近中です。
(中央付近の「火星」にご注目下さい)
最接近日は12月1日でしたが、まだまだ十分見られます。
今夜は、流星群と火星の競演です。
JRAの福永祐一騎手が今年の調教師試験に合格、
それと同時に来年2月での騎手引退が発表されました。
福永騎手は、現在46歳。
日本ダービー3勝など、JRAGⅠ34勝を含む、歴代4位のJRA通算2615勝。
しかしこれは過去の栄光ではなく、昨年は3度目のダービー制覇、
今年もJRA98勝(全国7位)をあげ、フェブラリーSと皐月賞のGⅠを2勝。
そして2日前の先週日曜にも、カペラS(GⅢ)を制しています。
まさに名実ともにトップジョッキーが、その地位のままに引退します。
個人的には、福永騎手は私が競馬に興味をもった年にデビューされた方で、
大好きな騎手のひとりです。
一ファンとしては、福永騎手の騎乗が見られなくなるのは、本当に残念ですが、
このような決断をして、なおかつ難関の調教師試験に一発合格。
本格的に勉強を開始したのは今年になってからということですが、
その間、騎乗制限をしていた気配はありませんし、
調教にも普通に乗っていたように記憶しています。
思い、行動力、実力、すべてが揃ってかみ合っているからこそできる決断。
現在のキャリアに満足せず、次のステップに踏み出すために必要なものを
福永騎手に示してもらったような気がします。
来年2月末で騎手を引退後、1年間、厩舎に所属する技術調教師として
活動されるそうなので、開業は再来年。
48歳になる年に開業すると、調教師の定年は70歳なので、22年。
いったいこれから、どれほどの名馬を世に送り出してくれるのか、
本当に楽しみです。
しかしまずは有馬記念。
福永騎手、最後の有馬記念は、ボルドグフーシュ(牡3歳)に騎乗予定です。
※有馬記念は、12月25日です。
今度の日曜は、GⅠ朝日杯フューチュリティーステークス(阪神芝1600m)。
現在の出馬登録をみると、
「オオバンブルマイ」、「ウメムスビ」、「ドンデンガエシ」と珍名馬が3頭も。
全部出てきたら、実況に注目したいと思います。
最後の直線で
「先頭はオオバンブルマイ!内からウメムスビ!大外からドンデンガエシー!」的な。