失敗したハマグリ大臣のハマグリらしい言い逃れ | 朝鮮問題深掘りすると?

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初老の徳さんが考える朝鮮半島関係報道の歪み、評論家、報道人の勉強不足を叱咤し、ステレオタイプを斬る。


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「韓国側からどこか1カ所でいいから観光旅行をさせてやってほしいと要望があった。」
中井沿国家公安委員長(管理人はハマグリと呼んでいます)が「(3日の衆議院予算委員会での田中勝栄議員の質問に対して)彼女や韓国側からいろんな条件や要求が出て交渉を重ねた。どこか1カ所でいいから観光旅行させてほしいと(の要求だった)」と述べ、長野県軽井沢町での滞在など一部が観光目的だったことを示唆しました。


彼女とは誰のことを言っているのか皆さんもよくお分かりだと思います。そう、あの115人の人々を殺害(遺体がまったく発見されていないのですが、死亡したとしか思えないのでこう呼びます)した稀代のテロ犯(日本では北朝鮮の「工作員」だと言われていますが、最近の「天安艦」事件と同じように疑惑だらけで、韓国の被害者家族らは韓国情報機関の仕業だとの見方を否定していません)金賢姫のことです。


そして先の言葉は、この大量殺人犯を日本に呼び、鳩山前首相の別荘でもてなし、ヘリコプターで東京を遊覧するというVIP待遇で迎えたことに対するハマグリさんの言い訳です。


このハマグリ氏、金賢姫の訪日は目的を120%達成した(成功した)と自慢していましたが、現実はそう甘くなく、金賢姫から新たな情報を得られず(当然なのですが)計算が狂ったわけです。そもそもが金賢姫を呼んで新たな情報を得ようなどという幻想に囚われたこと自体が大きな間違いでした。20数年前に逮捕投獄され、特赦放免後はKCIAの厳しい監視下に置かれていたといわれている金賢姫から、拉致問題に関する新たな事実が出てくるわけが無くて当然なのです。にもかかわらず必要以上に大騒ぎをして拉致家族や国民に希望を持たせたのですから、その罪は重いと言うべきでしょう。


当初ハマグリさんの目算どおりに騒いだマスコミも面目を失い、「まったくの税金の無駄遣い」、「意味無く税金を無駄使いしたハマグリ自身の人気取りのパフォーマンス」などといった世論を感じ取り、スタンスを変え世論に乗っかった論陣を張るというずるがしこい姿を見せました。自民党も民主党への攻撃材料としました。結局マスコミ、野党のターゲットになってしまったのです。ハマグリさんの身になれば「マスコミに裏切られた」と言いたいところでしょう。「身内」であるはずの「家族会」や「支援する会」までも攻撃する側に立ってしまいました。


こうなってはハマグリさんも逃げ口を塞がれた形になり、そこから抜け出すためについには全責任を韓国におっかぶせようとしたわけです。ところがどっこい韓国側もそれに耐えられる状況ではなかったのです。金賢姫を「監視」する義務を負っている韓国の情報機関である国情院(=国家情報院-実は金賢姫の訪日の一切を取り仕切った韓国側の担当)は「国情院が要請した事実はない」と即座に(4日)ハマグリさんの言葉をバッサリと否定したばかりか、「政府次元でもそのような要請はなかったと知っている」と明かしてしまいました。韓国外交通商部の関係者も「まったく我われの知るところではない」「国情院が日本の公安当局と協議した」としています。


つまり、金賢姫の訪日について韓国政府関係当局はまったくタッチしておらず、金賢姫を監視下においている国情院が日本の公安当局と協議したというのですが、その国情院ははっきりとハマグリ氏の発言を否定しているのです。こうして全責任を韓国にかぶせようとしたハマグリ氏の思惑は完全に外れたばかりか、下手をすると外交問題にまで発展しかねない失態をさらしたわけです。


韓国情報員や通商外交部としても、115人の犠牲者の家族らの強い抗議を避けられないという厳しい現実に直面する以外にないことを思えば、仮にハマグリ氏の発言が事実であったとしてもそれを認めるはずが無いでしょう。そんな簡単な事が理解できない単細胞頭脳だから、最悪の言い逃れをしてしまったと言うことです。


その点では韓国の国情院の方が二枚も三枚も上です。この程度の人物が拉致問題を担当しているのですから、事態を打開するようなアイデアが生まれるはずもありません。彼が動くと事態がいっそう悪化するだけです。動かない方が役に立ちそうです。「嵐が来たらだまって身をかがめて過ぎ去るのを待て」ではないですが、ハマグリさんがこの窮地から逃れる方法は、黙って人目につかぬように海砂の中に潜り込み、忘れやすく、すぐに新しいものに眼を移す日本人の変わり身の早さに期待して、みなが忘れてくれるのをじっと待っていることです。

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