ゴルフは、恐ろしいスポーツです。31 | ゴルフ塾長日記

ゴルフは、恐ろしいスポーツです。31

ゴルフのルールの運用は、どの法律にも等しく、

 

公平公正の原則

 

があります。

 

しかしながら、昨今の相撲界の騒動に置いて、ガバナンスに疑問がある現在の

 

執行部から選任された御用組織とはいえ、その規則とやらの運用には大いに

 

疑問があります。 

 

「貴乃岩が素直に謝ればこのような事は起こらなかった!」

 

と、被害者である貴乃岩からの聞き取り聴取もせずに、貴乃岩の人権を棄損する

 

ような発言を記者会見で発表した

 

高野利雄委員長

 

は、元名古屋高検検事長と聞きましたが、揉め事の判断の基本には

 

片方聞いて沙汰するな!!

 

という、基本原則がありますが、この基本中の基本を理解もしていないこんな方が

 

日本の検察庁の幹部にいて、司法を運用しているかと思えば、検察にも改革が

 

必要ではないでしょうか?

 

更に、陛下のお血筋との謳い文句で、評議委員会の

 

池坊保子議長

 

については、論評するに当たらい程、女性の評価を落とすような感情で判断する

 

姿には論評する気にもなりませんし、池坊傘下の弟子たちが可愛そうです。

 

 

では、このゴルフルールの運用に当たり

 

公平公正の原則

 

とは、いかなる運用の姿勢を求められるのでしょうか?

 

今日まで、難しいルールの判断をするときには、競技委員は、そのトラブルが発生

 

した現地に赴き、それぞれからその主張や経緯を聞き取り、判断するのが普通で

 

です。

 

私がこれまで見聞きした中でも、民事裁判にもなった事例があります。

 

その問題のゴルファーは、関東でも散々マナー違反を起こして、連盟から傘下の

 

競技会への出場禁止をされた御仁でしたが、自分が所有するゴルフ倶楽部に

 

所属を移して、その地方の競技会へ出場しました。

 

その競技中に、パターを外し、そのいら立ちからパターをグリーンに叩きつけて

 

グリーンの大きな穴を開け、損傷してしまいました。

 

その競技が終了した後に、同伴競技者から

 

「あの者が出場するなら今後の競技には出ない!!」

 

とその事件が起こるまでの数々のマナー違反を列挙して、抗議がありました。

 

その時の競技委員長は、日本シニアオープンで私の前で見事なルール判断をした

 

有名な方でした。

 

勿論、そのような不届き者は、話を聞こうにも、競技参加者のマナーの基本である

 

パーティーへの参加を待たずに、帰宅していましたが、この委員長は、その時、

 

抗議をした方と現地に赴き、その穴を確認しました。

 

その後、

 

「今後の当協会が主催する競技会への出場禁止」

 

処分を出す前に、再三、本人への聞き取り調査をしようと試みましたが、返事は

 

なく、やむなくその処分を決めましたが、その処分に不服を申し出て、裁判に

 

なりましたとのことです。

 

裁判に当たり厄介なのが、裁判官へマナー違反が競技への出場禁止処分が妥当

 

かどうか? 当人への聞き取り調査の機会を与えたか? 等ですがこれの説明に

 

は、弁護団が過去のイギリスやアメリカでの判例等を提出して、裁判官に理解して

 

頂いて、協会側の勝訴となりました。

 

また、相撲協会は処分を決める場に、性分を受けた、理事長をはじめ関係者を

 

臨席させたことです。

 

昔、マスターズに置いて、グリーン上でボールが動いたことへのトラブルが発生し

 

た時に、帯同している競技委員のジャッジに疑義が生じたのか?本部から急遽、

 

競技委員長らしい方が来て、「アドレス後か? 風で動いたか?」 等の聞き取り

 

を当事者からしている風景が放映されていましたが、その時に感心したのが、

 

帯同している競技委員

 

でした。彼はその話し合いの場には加わらず、離れたところに立って眺めていまし

 

た。この姿勢は

 

見事でした!!

 

相撲界での騒動では、人の名誉にかかわる重大な処罰を決めるには、このような

 

姿勢こそが必要ではないかと思います。