すべての、否定的状態で生きている者らは、自分の理念を抱いているかぎり、自分の状態を欺かねばならない。ここでは、自分を欺くことが、自分に忠実であることなのである。信仰とはこれである。

 

信仰をもつかぎり、人間は生きる。 もたなければ、否定的状態に呑み込まれる。 

 

 

 

 

こういう人間の現実にたいして、他は何を言うべきだろうか。 黙して敬するのみである。 でなければ子供である。