結論としてこういうことになる。世は真理と反対のことばかり教える。きみたちは寛容でないひとは嫌いかね。ぼくは、寛容でないひとしか信じない。 

 

ぼくは騙されてばかりきた。それを全部逆転しなければ、ぼくの魂は救われない。 

 

 

 

それが、あなたの怒りが形になってゆくことなのね。 

 

 

まあ、ピアノも弾くし本も読むさ。あれもこれもだ。いまのぼくは何かひとつに安住する精神状態ではないからね。ピアノが怠けだと思っていられないし、本を読んでいればいいとも思わない。

 

 

 

魂にたいして為しているじぶんの罪を認めない者を、ぼくは許さない。もう自己反省の段階じゃないんだ、ぼくは。罪を為す他者を徹底して許さない。