私にはFPと年金相談に関連して、コロナ前から少なくとも3つの定期的な会合、勉強会がありました。
年金事務所で年金相談をする社労士の集まりは、年金事務所の会議室を借りてやっていたので、会議室の使用ができなくなって、集合での開催ができなくなり、回数を減らしてオンラインでやるようになりました。そのため、情報交換が思うようにいかず、特に年金相談を始めて日の浅い人は心細い思いをしていると思います。
年金研究会は、役員が集合での開催にこだわったようです。今までの閉鎖的な会議室をやめて、かなり広い場所を確保するようにし、3人掛けに1人で座れるようにしています。その場所が閉鎖されていたときには会は中止にし、閉館時刻が早まった時には開始時刻を早くして実施しました。高齢者、持病のある人などは参加しないため、コロナ前より参加者は減っていますが、ほぼ前のままという感じです。
もう1つがFPのスタディグループという勉強会です。コロナ前は市の施設などを使って勉強会をやり、その後自由参加ですが毎回居酒屋で懇親会もしていました。昨年2月を最後に3月からは市の施設が使えなくなり、中止を余儀なくされましたが、昨年6月からZOOMを使ってオンラインでの勉強会を始めました。
ZOOMに不慣れな人を対象に説明会なども行いました。オンラインだから参加しないという人はほんの数人のようです。
懇親会の代わりにZOOMでそのままおしゃべり会もしますが、こちらは実際に集まってやる懇親会とは残念ながら全く違います。勉強会の本体は意外に集中力が続くかどうかなどはあっても効果は上げられているように感じます。
コロナの状況が多少好転してきて、施設の閉館時刻も以前のようになったので、会場で実施したものを同時にZOOMで配信するハイブリッド方式はどうかということになり、何度かテストを重ねて11月、12月とこの方式で実施しました。懇親会はなしです。
1年9か月ぶりの会場での開催です。私も役員の1人として、皆さんが「待ってました!」と参加してくださることを期待しました。会場参加の上限を決めることも考えました。
結果は・・・
11月にはハイブリッド方式を見たいとビジター参加された方がいらっしゃいましたが、12月は役員以外の会場参加は2人だけでした。あとの方はオンライン参加でした。ハイブリッドにするとZOOMの費用、HiFi機器のレンタル費用などそれほど高額ではありませんが、重ねてかかります。ハイブリッドで実施する意味があるだろうか、と私たちは考えて,
来年1月はオンラインのみに決めました。
オンラインを選んだ理由として考えられるのは
・勉強の効果は十分得られる
・出かけなくていい(12月はかなり寒かった)
・懇親会がなければ親睦の意味はない
などでしょうか。
たとえコロナが収束しても、一度経験してしまった便利なものを捨てて元に戻ることはないことを実感しました。無理に戻る必要はないでしょうが、人間関係がどう変化していくのか、怖い気もします。
violist