「皆勤も加点されるよ」
内申点には試験結果の他に英検や漢検の結果、
さらには皆勤も加点されると聞きました。
鎌倉ファイナンシャル・プランナーズの小林です。
私は小学校3年生から高校3年生まで、
一度も欠席しませんでした。
小学校1,2年生の時はよく休んでいました。
病気でというのもありましたが、半分くらいは行きたくなかったから。
でも小学校3年生の時にたまたま1年間1度も休まなかったら、
親にとても褒められました。
手作りの賞状で表彰式をしてくれたことを覚えています。
親は私が病気にならなかったことが嬉しかったと思います。
そして、きっと私がサボっていたことも分かっていたと思うので、
この調子で頑張って欲しいという期待もあったと思います。
『休まないと褒められる』
幼い脳に刻まれたのだと思います。
それ以来休まなくなりました。
もちろん、学校に毎日通えることは悪いことではありません。
病気になりにくくなったからできることでもあります。
でも、段々と「休まないこと」が重要視されて、
多少具合が悪くても登校していました。
そうなってくると、休む基準が分からなくなってくるのです。
少し頑張れば何とかなる。
しんどい、つらいということが出せなくなっていたと思います。
家族旅行で、子どもに学校を休ませる家庭がありますが、
私は学校を休ませてまで・・・と思っていました。
遊びのために休んでも良いと思ってしまう癖がついてしまうのでは?
と思っていたから。
でも、大人は遊びのために仕事を休むことがあります。
今週は忙しかったから、来週どこかで休もうと思うことも。
子どもだって、
ちょっと疲れちゃったと思う時もあるでしょう。
そんな時に休めることも大事かなと思うようになりました。
しんどいな、つらいなというサインを自分で察知して、
コントロールできることも大切なことだと思います。
だから、皆勤が加点ポイントになることで、
「皆勤=良いこと」
につながって欲しくないな・・・と思うのです。
ゲーム以外の全てのことが、
「疲れる~」「しんどい~」「つらい~」
と言っている我が子には、皆勤賞が必要かもしれません(笑)
