もっと気軽に話せるといいな | NPO法人鎌倉ファイナンシャル・プランナーズ

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恵方巻

 

昨日は節分でしたね。

 

我が家は恵方巻を自分で作ってもらおうと準備。

(これは手巻き寿司というのかな?)

 

さ、食べようと思ったら、息子。

「おかーさん、普通のご飯ある?」

 

え・・・、今日は節分ですが??

巻かないの?

 

「茶碗で食べたい」

 

そ、そうですか。

ごはん、ありますけど。

 

 

鎌倉ファイナンシャル・プランナーズの小林です。

 

お金は好きですか?

たくさん貯蓄をしたいですか?

 

多くの人がYES!と答えると思います。

 

私ももちろん大好き!

貯蓄もたくさんしたいです!

 

でも何となく「YES!」って言いにくいですよね?

お金の話をしないように言われてきたからだと思うのです。

 

全然言えるよ!という方もいたり、

お金の話、普通にするというご家庭もあるかもしれません。

 

 

私は子どもの頃、

親の年収も、

生活費がいくらかかっているのかも、

自分名義で貯めてもらっている預金額も

知りませんでした。

 

お金のこと、子どもは知らなくていいと言われてきたから。

 

学校でも教わらず、いつかは分かる日がくると思っていたら、

分からないまま大人になってしまいました。

 

 

お金に関わらないで生きている人はいません。

お金に関わらない日もありません。

 

 

とても身近で、大切なことなのに、

どうして学ぶ機会がないのでしょうか?

 

 

「お金のことはオープンに話してはいけない」

 

という考えが根強く残っているからだと思います。

 

 

そう教わってきた人が親になり、

同じことを子どもにしていては、

 

この先ずっと変わらない。

 

子どものときに受けた影響って、

大人になってから受けるよりもずっと大きいと思うのです。

 

 

「子どもなんだから外で遊びなさい」

 

こう言われたことがある人、多くないですか?

 

私も言われてきたし、

親になって子ども達にも言っていました。

 

でも、なぜ外で遊ばなくてはならないのだろう?

家の中で遊ぶ方が楽しい子もいるはずなのに。

 

そう思ってからは言わなくなりました。

 

 

それから、うわばき。

 

週末に持って帰るうわばき、

「自分で洗いなさい」

って言われませんでした?

 

うちも洗わせていましたが、

なぜ、子どもが自分で洗わなきゃならないの?

 

洗濯だって洗濯機がやる時代、

ゴシゴシとたわしで洗うことで何かを学ぶのかな?

 

私にはそれが見つからなかったので、

子ども達のうわばきは私が洗っています。

 

簡単に洗ったら、オキシクリーンにつけおき。

後はすすいで、脱水。

 

とっても簡単。

 

 

何の話でしたっけ?

そうそう、子どもの時に受ける影響でしたね。

 

それを断ち切るのは大変かもしれません。

 

自分が教わってきたことを教えるのではなく、

教わってきていないことを教えるのですから悩みます。

 

どこまで、いつ頃話すのが良いのか、

試行錯誤の連続ですが、

 

子どもが一人で生活するまでには伝えていきたいと思います。

 

 

「マネー教育」という固いものではなく、

日常会話でさりげなく伝えていくのが理想です。

 

そして親子だけでなく、

友人ともお金の話を気軽にできるようになるといいな。

 

 

「おいしいケーキ屋さんを見つけたから、今度食べに行こう!」

と言うように、

 

「すっごくお得なポイントカードを見つけたんだけど、聞いてくれる?」

みたいな。

 

 

今度話してみようかな。

変えていかないとね、まずは自分から。

 

 

息子は結局、ごはんを2杯食べた後、

恵方巻(風?)ハーフサイズを3本食べました。

 

良いことありますように!