それは盛り上がることなので、いいのですが騎手はフィエールマンに決まっていたルメールだとか。
この世界は先約優先だと思っていたのですが、ノーザンファームにかかると、それも関係なく勝てそうな方にエースジョッキーでということなのでしょうね。
フィエールマンには今やノーザンファームの代打の切り札である池添騎手とのこと。
昔の阪神タイガース川藤幸一のように、ここぞで起用されています。
先月インディチャンプで結果を出したことで回って来たのでしょう。
フィエールマンの手塚厩舎陣営には発言権はないんでしょうね。あんまり逆らうと良血馬の預託がなくなるので、馬主の意向を忖度せざるを得ないんでしょう。
池添騎手はサンデーのフィエールマンに決定
正に安倍政権かノーザンファームかと言うぐらいの我が世の春状態です。
思うところはありますが、決まった以上はベストのレースを見せて欲しいと思います。
さて、今年のG1レースも残すところあと2つ。
これまでの平地G1 21レースで一口クラブはどれだけ勝ってるんだ?と思ったので調べてみました。
クラブ別のG1成績中央のみで地方、海外含まず
サンデーR 5-2-4-2-3-15 86650万
キャロット 4-0-1-2-2-15 52300万
シルク 3-2-1-1-0- 7 51700万
DMM 1-0-1-0-0- 0 13600万
G1 0-0-1-0-1- 6 3900万
社台 0-0-1-0-0-13 2500万
東サラ 0-0-0-0-0- 7 0万
ロード 0-0-0-0-0- 3 0万
ウイン 0-0-0-0-0- 3 0万
ラフィアン 0-0-0-0-0- 2 0万
ライオン 0-0-0-0-0- 1 0万
ユニオン 0-0-0-0-0- 1 0万
出走があるのは12クラブ。
勝ち数はサンデーが。頭1つ抜き出て5勝。
ラッキーライラック
クロノジェネシス
フィエールマン
グランアレグリア
アルアイン
2位はキャロットで4勝。
サートゥルナーリア
リスグラシュー
クリソリベル
レシステンシア
3位はシルクで3勝。
インディチャンプ 2勝
アーモンドアイ
4位はDMMの1勝。
ラヴズオンリーユー
サンデー、キャロットはタレント豊富で牡牝、芝ダート問わずあらゆる所から優勝馬が出てきます。
これに比べるとシルクは4才世代への依存が顕著で
2着3着もすべて4才馬です。
他世代では唯一ウィクトーリアのオークス4着があるのみ。この馬は無事なら秋華賞で上位争いをしたと思うので、故障引退はほんとに残念でした。
東サラも3勝クラスあたりまでの能力は上位の馬が多いですが、オープンに入ると頭打ちになる感じがします。ここを打破するためにも、朝日杯のレッドベルジュールに風穴を開けてほしいものです。
クラブに久々の、G1勝利をもたらすか
社台、G1は同じ40口クラブとして、サンデーとの差が開く一方。
特に社台は、これほどまで成績が落ちていることは深刻になるべきでしょう。
過去実績から考えても出資を検討する方は、G1勝ちまで思い描いているはずなので、期待に応える努力をしないと、出資者が遠ざかる一方でしょうね。
さすがにここにはノルマンディーや広尾の馬は参加していない訳ですが、こちらは募集価格から見てもG1を想定して出資してる方は皆無に近いと思いますので、これでいいんだと思います。
でもノルマンディーのアナザートゥルースや、広尾のクレッシェンドラヴには、出走の機会が与えられて欲しいなと思っています。
有馬記念の登録19頭中11頭がクラブ馬ですから、
現在の13勝から更にクラブ馬の勝利数が伸びる可能性が高そうですね。
※シルクホースクラブ、東京サラブレッドクラブ、ノルマンディーオーナーズクラブ、広尾サラブレッド倶楽部の許可を得て転載しています。