もう先々週のことで、「喉元過ぎれば...」って言われるように、当時は大変な思いをしたけど今はもう何ともなくて、


過去のことになりつつあるんだけど、一応、記録のため書きに来ました。


記録なのでコメント欄も今回は閉じます。



前回の「下腹部痛」の記事をアップした次の日の夜中のこと。


突然、けっこうな量の出血があった。


その時はおなかの痛みはなかったのだけど、突然の真っ赤な鮮血に頭の中は真っ白。


夜10時過ぎ、旦那は出張中。


パニクりつつ、とりあえず旦那に電話で相談したら、たまたま近くにいた旦那の上司が


「オレの奥さんを家に迎えによこして病院まで連れてってあげる」と言ってくれたんです。


そうしてもらおうということになったのだけど、何を血迷ったか私は思い直して、その上司のありがたい提案を断ってしまった。


冷静になろうなろうとしていたけど、なりきれてなかったらしい。


精神的に窮地に立たされると、他人に頼りたくない、本当に信用できる人以外は頼りたくない、


なるべく自分でどうにかしようっていう方向に心理的に動いてしまう。


なるべく大ゴトにしたくない。大丈夫、大したことないとも思い込もうとしてた。


それにその上司の家には小さい子供が3人もいると聞いていたし、夜中に一度も会ったことのない赤の他人の私のために



車を1時間近く運転してERのある遠いベースの病院まで連れてってもらうのは、はっきり言って迷惑だろうし、


しばらくしたら出血も収まっておなかの痛みもないから、何も今すぐERに駆け込まなくてもいいんじゃないかと


その時は思ったんです。



でも、後でやっぱり病院に連れて行ってもらえば良かったんじゃないかって後悔して、


胎動が静かになるたびにビクビクして、その夜は不安で一晩中泣いて過した。



次の日、シバが上司に相談して予定より早く帰れることになり、バージニアから車10時間すっ飛ばして帰ってきてくれた。


出血はもう止まっていておなかの痛みもなく、胎動も変わらず元気だったから


とにかくずっと横になって安静に過ごしていたのだけど、


シバが帰ってくる2時間くらい前(また夜中)にまたちょっと出血しはじめたから


ERに行くことにした。


検査の結果は原因は不明だけど....何も異常なしということでホっとした。


けど...


検査に至るまでがほんとに長くてウンザリだった。


まず診察室に入ってから3人くらいのナースと医者が代わる代わる入ってきて、ずっと同じ質問の繰り返し。


「おなかが張って痛い」っていう感覚が伝わらなくて、「痛いってそれはcontraction(陣痛)ですか?」と何度も聞かれた。


陣痛かどうかなんてこっちが聞きたい。


「初めての妊娠なので何が陣痛か分かりません」って言っても


「で、その陣痛は10がworstだとして、1から10までのうちどのくらいの痛さでした?」と聞かれ


「だから陣痛かどんなものか知らないけど,,,えーっと(たぶん陣痛ってもっともっと想像を絶する痛さに違いないと思ったから)5くらい...!?」


と答えたけども。


アメリカ人には「おなかが張る」っていう感覚が伝わらないらしい。


どうもこっちの言いたいニュアンスが伝わってないようでヤキモキした。


そんな感じでナースやドクターとのグダグダが1時間以上続いた後、やっとまず心拍を確認。


最初の20秒くらい心拍が聞こえなくて、もうその間はまさかまさかと不安もピークだった。


その後ちゃんと心拍が聞け、エコーでも様子を確認。


いつもはほぼ横顔しか見えないのに、その時はばっちりカメラ目線!?でこっちに顔を向けてた。


それがまるで「大丈夫だから心配しないでねー赤ちゃん 2」と言っているみたいで、ちょっと泣きそうになった。


相変わらず元気に動き回っていて、笑わせてくれました。


それから数日間少量の出血が続いたけど今はなくなり、毎日あんまり動かないようにしてるから


あの買い物の帰りに感じたようなすごい下腹の痛みもあれからない。


でも全く動かないのもよくないから最近また調子のいい時にウォーキングを再開したけど、ちょっと歩くとすぐおなかが張ってキツくなり、


自然と前かがみのガニ股になり、腰の曲がったお婆さんみたいな姿勢になってしまう。


料理とか皿洗いでちょっと長くキッチンに立つ間でも、すぐおなかが張る。


日本でなら張り止めの薬をもらえるみたいだけど、こっちではもらえない。




アメリカでの初出産..,いろいろ不安もあるけれど、こっちで出産してる日本人女性だって他にいっぱいいるんだし、


出産は世の中のお母さん方みんなが経験すること、みんなができることが自分にできないわけがないじゃないか!!!と自分を奮い立たせて、力抜いてがんばりますピース


そしてますます夫のシバには感謝の気持ちでいっぱい。


仕事の都合で留守が多いけど、いる時は仕事の後疲れていても家事でもマッサージでも何でもやってくれる。


妊婦というよりただのデブ354354みたいな体系になった自分に、自分では鏡を見る度ヘコむけど、シバは


「妊婦のbibiもとてもビューティフルだよ!」と毎日言ってくれ、(それがシバの本音かどうかは別として)


一応慰められてます。


こういう所はアメリカ人と結婚して良かったなと思う。日本人男性は妻に毎日キレイだよとか言わなそうだから。。。