あなたの「しあわせ✕キャリア」を応援する株式会社ＫＥＹ ＲＯＬＥ 兼吉ともこ（かねとも）です。
ウェルビーイング講座で、しあわせに気づき、日々を味わい、心身共に健やかに生きるコツを伝え、転職サポートでは、自分らしくやりがいを感じて生きる人を増やす活動をしています。
ウェルビーイング心理教育アカデミーの共同代表理事の渡邊奈都子さんにお誘いいただき、ウェルビーイング心理教育ナビゲーター仲間のかみて理恵子さんと一緒に、エッセンシャル・マネジメント・スクール（EMS）主催の第一回本質行動学学会（EMS DAYS）に参加してきました。
https://emsdays.mystrikingly.com/
２日間のスケジュールのうち、私が参加したもの↓ 土曜の午前中は仕事のため、午後から参加
青字は個人的な感想です。
※西條先生にウェルビーイングポーズを一緒にして頂きました、笑
EMS DAYS スケジュール
2024年8月24日（土）
14-15時 対談 熊平美香（昭和女子大学キャリアカレッジ学院長）×青野慶久（サイボウズ社長）「学習する組織を育てる方法〜サイボウズの存在意義の基盤となる5つの文化になぜ『対話』が加わったのか？」(仮)
⇒サイボウズ青野さんが、「外から見ると上手く行ってるように見えるかも知れないが、内情は大変」というリアルコメントや、常により良い状態を求め、アップデートしていく点が素敵でした。
対話を取り入れるために 社外取締役として招かれた 熊平さんの落ち着き＆やさしさ溢れる質問力と、理路整然と分かりやすいスライドが素晴らしく、その場でamazon経由で本を２冊購入！
（15時-17時開催）EMS公式 講師 榎木孝明（古武術家/俳優）✖️方条遼雨（身体思想家）コラボワークショップ「榎木孝明×方条遼雨コラボワークショップ〜古（いにしえ」の武術に学ぶ最新の身体科学」
⇒ 筋肉をつけたり強さを鍛えるのではなく、脱力した方が、実は機能的に身体を使うことができる、というお話。
倒れた人を起こす時に、「ありがとう」と、「バカヤロー」と言った場合の重さの違いなど、実演も興味深かったです。
数年前から身体を緩めた方が氣が流れ、整うのではと自分でも実感があったので、とても納得しました。
榎木さんのカリスマ性ある姿と、方条さんの理論的な説明のバランスが良く、めちゃくちゃ面白かったです！
17-18時 鼎談 澤田智洋（コピーライター/世界ゆるスポーツ協会代表理事）×方条遼雨×西條剛央「社会的に生きるとはどういうことか？～学びの祭典で“リアル超躍しりとり”をやってみたらこんなものが生まれました」
⇒ なんということはない話なのに、なぜか、深い・・・“リアル超躍しりとり”
三者三様の知識のバックボーンがあるからこそ、展開幅の広さと深度に驚きます。
すっかり“リアル超躍しりとり”のファンになりました。
2024年8月25日（日）
11-12時 基調講演 西條剛央“本質”を“研究”することで幸せなライフを実現する
⇒人生を豊かにする自覚的な「ゆる研究」をしましょうというお話。
持論が有効なこともあるが、普遍性は低い場合が多いということで、原理に基づき方法や技術を編み出していく「原理・原理的方法＝成果の最大化」を勧めていました。
例えば、直感で決めた時も、仮説を立てて、検証していくことで自覚的な研究になるそうです。
先行研究だけでなく、いまは、Youtubeなどで多くの専門家が発信しているので、集合知を得ることができ、巨人の上にのってスタートした方がスムーズに成長できるというお話に納得しました。
事例として、西條さんご自身が、お子さんに水泳を教えるときに、ある程度のところで限界を感じ、youtubeや上記、古武術の方条さんのアドバイスで、若い頃よりも早く泳げるようになったと、フォームも実演してくれました、笑
そのために、まずは、「テーマを持つ」ことで、ドラッカーは、3年ごとに集中的に一つのテーマに取り組むことを勧めているそうです。壮大なテーマでなくても、「ライフテーマ＝ライフワーク」「マイブーム」からテーマ探しができるとのこと。
ちなみに、前述の跳躍しりとりのお二人のテーマ、奥が深く、面白い！
自覚的に「意味の転換」を発見する（澤田智洋さん）
自覚的に「ダジャレ」を発見する（方条遼雨さん）
14-15時 基調対談 青野慶久×西條剛央「なぜサイボウズ式経営は本質行動学×ドラッカー的経営のモデルと言えるのか？〜原理的経営が社会を変える」(仮)
⇒サイボウズ社では、 「100人100通りの働き方」から「100人100通りのマッチング」に変わり、「働き方宣言制度」という表現は使わないそうです。個人的に、マッチングという言葉があまり好きではないので疑問を感じて、後追いで、調べました。
オープンな企業なので、経緯もしっかりと共有されてました。
https://cybozu.backstage.cybozu.co.jp/n/nbed016b6a224
青野社長は、最近は、マッチングアプリもあるし、と話していたのと、今後も状況を見つつ、進化していくと仰っていました。
（15時-17時開催）EMS公式ワークショップ（j.union株式会社プレゼンツ）「キャリアの本質は“強み”ではなく“関心”にあった！～ワークグラムで、自分の価値観から『働く』を考えよう」
⇒ワークグラム（40項目）という多様な喜び・関心分布を明晰に知るためのアセスメントを行い、対話するワークでした。
やってみる中で、自分の喜びや関心と、自分の強みが一致した仕事をしていることを改めて実感できました。
アセスメント結果をもとに、自己紹介文を作ったら、そのまま、私の仕事に繋がってました、笑
「私は、しあわせ✕キャリア という軸で、人と人とのご縁を繋げ、新しい相乗効果が生まれたり、人々に灯りをを照らし、バックアップすることで、喜びにあふれたウェルビーイングな人を増やす存在」です。
対話で他の人との違いを感じられたところが、楽しく、気づきがありました。
17-18時 基調講演 池田清彦（早稲田大学名誉教授・EMS最高学術顧問）「我々はどう生きるか〜生物学的-心理的-経済的観点から幸せな人生をマネジメントする」
⇒池田先生は「ホンマでっか！ＴＶ」で拝見したことがありましたが、歯に衣着せぬ、本質的な面白い方でした。
先生は、科学を「本質」（※1）ではなく、「同一性」（※2）と捉えているそうです。
（※1）
１ 物事の根本的な性質・要素。そのものの、本来の姿。「—に迫る」「—を見きわめる」
㋑実存に対立し、そのもののなんであるかを規定し、その本性を構成するもの。
３ 論理学で、思惟の対象を定義する諸限定。類・種のごとき普遍をさす。→実体 →属性 →本体
（※2）
２ 事物が時や場所を越えてそれ自身に同じであること。自己同一性。主体性。アイデンティティー。
デジタル大辞泉より
色々話が飛びつつも、必ずちゃんと戻ってくる点や、知識の豊富さと深度の深さや、他者への寛容さなどを感じ、いつまでもお話を伺えそうなくらい楽しかったです。
・心理は自分の頭の中にある
・情動的共感はしすぎると良くない
・まず持論を考えつつ、補強する文献を探して、引用する。持論が間違えていたら修正してよい
など 参考になるお話を沢山伺うことができ、大満足でした！
18-18時半 閉会式
２日間内容が盛りだくさんで、知らない分野にも足を少し踏み入れることが出来て、沢山の刺激をいただきました！
そして、本質的な、奈都子さんと、まぐちゃんと内容や感想をシェアしあうことで、さらに深まったのが本当に良かったです！
サイボウズの青野社長と。
提供してくださったサイボウズさんのオフィスが遊び心満載でありながら機能的で、ほんとに素敵でした！
※青野さんと西條さん
※池田先生は、本当に天才だと感じました！！
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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