前回の防除施工の続編
難易度がとても高い防除施工となりました。
動物の侵入経路は発見し辛い箇所に数多くあり
何れも簡単には封鎖出来ない構造となりました。
過去のリフォームにより建物と建物を繋いだ接合箇所。
見えにくいですが矢印の箇所に雨樋があり、周辺の
瓦の上にはイタチの足跡が沢山あります。
このような感じはとても怪しく要注意です!
屋根裏に入りまして雨樋の裏側から観察します。
屋根瓦がみえます。イタチの侵入経路と特定。
ちなみに屋根裏側から雨樋の裏側まで到達するには
かなり狭い空間を通過しないとたどり付けませんでした。
このような屋根裏に侵入するのも防除技術の一つだと
考えます。
屋根裏だけでなく基礎周りにも問題多数。
以前に大工さんが封鎖した箇所は残念ながら
イタチが通過できる隙間もあり、強度も不十分。
問題は床下内へと続きまするこの排水溝。
雨水の排水溝が床下に入っていき、床下内を複雑に
曲がりくねります。この排水溝は現在も使用されており
溝の最終地点までたどり着きますとやはりイタチの
侵入経路と特定。
何度も増築を重ねた建物では、見えない箇所に侵入口が
ありがちです。
外側は後々掃除などのメンテナンスがお客様自身でも
可能な用に仕上げました。
まだまだ難関があります。物置周辺に多数残る足跡が
気になります。
足跡の種類はアライグマ・ハクビシン・ネコ
物置と壁の間に多数の足跡・・・?
こうなりますと倉庫を移動させてでも絶対に確認しない
といけません。
しかしこの物置の移動するには大問題が・・・
物置の上にはなんとビックリ!
エアコンの室外機が設置されておりました・・・
ほんとこのような室外機設置はご勘弁下さい。
こいつのおかげで物置を移動させるのに一苦労。
スタッフに電気工事士もいますのでなんとかします。
そして倉庫を移動しますとなんじゃこら!
壁がありませんわ・・・
リフォームの際もきっと倉庫を移動できずにこのような
壁の仕上げになったと想像できます。
床下が丸見え。
多数ありましたアライグマ・ハクビシン・ネコの足跡に
納得。
これら侵入口は全て見つけ出しキッチリ封鎖。
屋根裏の糞尿被害も甚大
天井裏はアライグマとハクビシンの糞
ゴッソリ清掃します。
溜め糞場もキレイになりました。
清掃完了。
かなり難しくやり甲斐のある防除施工となりましたが
防除施工後は完全に動物の侵入を止める保証を
お出ししますので侵入経路の見逃しは厳禁。
今回のように大工さんや防除業社さんで過去に何度も
侵入対策をしてもらったが完全防除には至らないと
お困りの方が居られましたら是非ご連絡下さいね。
お力になれるかもしれません😃
アスワットの害獣防除は、
お請けした全てのお客様に例外なく
5年の侵入保証をお付けいたしますので
ご安心下さい!
鳥獣管理士準1級の福永健司が運営するアスワット公式HP