私が、在宅ワークを始めたのが1995年9月。

今から23年も前のことになります。

 

長女が5歳。第2子出産後5か月。

私が31歳でした。

 

忘れもしない最初の在宅ワークは、翻訳のご依頼でした。

 

パソコン通信の時代。ニフティサーブの中にあった在宅ワークのコミュニティで知り合った方がご依頼してくださったネットスケープの英語版の日本語訳の仕事で、使用していたのは、NECの文豪。仕事のやり取りは、電話とファックスでの時代でした。

 

翻訳の最初の月の収入は、13,520円(笑)

 

こうして書いていても懐かしいことだらけですが、子どもが5歳と0歳でも仕事が続けられたのは、在宅ワークだったからです。

 

その後、海外のホテル情報の和訳を50件、日本の雑誌の見出しの英訳、企業のHPの丸ごと英訳をした後、なんとぐるなびの英語訳のお仕事をいただきます。

 

「ぐるなび」のwikipediaに

 

1996年6月 - エヌケービーの一事業として、インターネットサイト「ぐるなび」を開設(「ぐるなび」事業の創業)。

 

とあるので、このタイミングだったのですね。仕事の記録ノートを見ると、この年の6月20日にホームページを立ち上げるとのことで1か月ほど前から掲載レストランの店舗情報、説明、メニューを1件1件、英語に訳していったのでした。記録を見ると150件分。私にしか依頼されていなかったので、1人でやっておりましたよ。

 

料理の英語に詳しかったわけではなかったので、飲食関係に勤務する知人に2か国語表記のメニューを送ってもらって参考にしたり、イタリア語とフランス語の料理辞書と、食材辞典などとくびっぴきでやったのを覚えています。

 

ぐるなびの英訳になくてはならなかった2冊の辞書。

 

企業のHP丸ごと英訳のときは、あまりの仕事量に3か月間一度もお布団の上で寝ることもできず、うたた寝で毎日を過ごしました。でもこのHPの翻訳やぐるなびのお仕事あたりから、依頼がどんどん増え始め、また翻訳料金もあがっていったので、収入は月に20~30万、多い時は50万円の請求書がきれるようになっていました。

 

小さい子どもをを育てながら、打ち合わせ以外は、ずっと自宅で作業。それでこの金額であれば、「仕事をしている」と胸を張って言えるかな。

 

在宅ワークをするにあたり、1つだけ気を付けていたこと

それは、子どもの気配を一切消していたということです。

クライアントから電話がかかってきたときに、子どもの声を一切させない。

 

泣きわめこうが大声で叫ぼうが、電話での用件が終わるまで、子ども部屋のドアを締め、全く気配を消していました。

 

2年ほどお世話になったクライアントでしたが、最後まで私に小さい子どもが2人いることは気づかれず、夫の仕事の都合でロンドンに引っ越すことになり、これまでの御礼とご挨拶にうかがったときに初めて、子どもが2人いることをお話しましたが、その時の担当者の方々の驚きようは、いまだに忘れません。

 

今でこそ、職場に子どもを連れていってもいい会社もあるほど時代が進み、「ママ」でも大丈夫になってきましたが、「連れていっていいか悪いか」という問題ではなくて、当時の私自身のこだわりとして、何かあったときに子どもを言い訳にしたくなかたし、していると思われたくなかったから。言い訳にしなければいいのですけれどね。そのときの私は、子どもがいることは言いたくなかったのです。

 

それは子どもたちにもしっかり身についていて、小学校~大学、そして今でもテレビを観ている最中に仕事の電話がかかってきたら、娘も息子も反射的にスイッチを消すようになってしまいました。それは見事なまでに瞬間的に(笑) 食事中であれば、お皿の音カチャともさせないよく出来た子どもたち。別の部屋に私が移動して話していても、テレビの音はなるべく小さくしてくれる。今こうして思い出しながら書いていても愛おしくて涙出そうです。

 

今となっては、古い感覚だと思うので、「へ~そんなことしてたんだ(@_@)」くらいに思っていただければ(笑)。「お勤め」ではなかったけれど、それくらいの覚悟でやっていたよということです(^^)

 

在宅ワークは、いいことばかりではありません。↑のように家族に気を遣わせたりすることも多かったですし、締め切りがある仕事なので、仕事の締め切り>家事 は、避けられず、家族に負担がかかることもあったのも事実です。

 

でも、子どもたちとの時間をしっかり持ちつつ、仕事ができたのは、在宅ワークのお陰。オンライン講座で学ぶのも同様、子育て中の方、介護中の方、またご自身が病気療養中などで働きに出たくても難しい状況にある方にも、とてもいい働き方だと思います。

 

なぜ古い話を持ち出したかというと、実は、オンライン講座を活用して、なかなか外に働きに出るのが難しい方に在宅ワークにつなげたれたらというプロジェクトに関わらせていただくことになり、20年以上も前にやっていた「在宅ワーク」の経験が、少しでもお役に立てたらいいなと思ったからなんです(^^)

 

在宅ワークの後は、ライターとして活動し、今度はフリーランスで仕事をすることになるのですが、その話は、また近いうちに。

 

 

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