7月22日からオリンピック競技が始まり、10日が経ちましたが、10日間で陽性者(感染者)が6万1238人も増加している。その結果、入院・療養を必要とする方が3万1558人も増加し、現在、6万1686人の方が入院・療養を余儀なくされている。そして、亡くなる方も増え、この10日間で87人の方が死亡している。菅首相は、オリンピック競技の開催は、「国民の命を守ることが前提」と発言していましたが、国民の命が守られていないのが現実です。菅首相は、金メダルの選手にお祝いの☎をかけていると聞きましたが、選手たちに「オリンピックを開催したおかげで、メダルをとれて良かったですね?」と思わせたいのでしょうか。これでは、オリンピックの政治利用ではないか!

一方、東京から遠く離れた鹿児島でも、陽性者(感染者)が増加している。オリンピック開会前の2週間単位で比較すると、7月5日~7月18日では78人。そしてオリンピックが開会された7月19日~7月31日では192人となり、倍増している。塩田県知事は、コメントを発表していないが、おそらく、国にオリンピック中止を求める勇気もないだろう。今国民の中には、連日の金メダルを祝福する報道の中で、「オリンピックを開催できたから良かった」という意識をもつ一方で、コロナによる感染や死に対して無意識になっていく国民が増えていることに、「日本人」の未来の危うさを感じる。

このような中、しんぶん赤旗は、「オリンピック中止」をかかげ、五輪開催の下で起きている様々な問題を取材し、ブレない報道を続けている。かつて戦前、全てのメディアが政府に従属して、戦争賛美の報道一色に染まる中、唯一、非国民と言われながらも、侵略戦争反対の報道を命がけで行ってきた「赤旗」の伝統は、今も生きている。赤旗ガンバレ!赤旗キバレ!