邦題はあんまり長いので省略しました。。。ダーケストアワーっでいいじゃん、と思ったら。同じタイトルの映画もあるのね、なるほど~。
ところで。。毎年書いてるオスカーのセレモニー話。。。今年忘れました。
気がついたらもう遅くて。。いや、今年はハプニングもなく、スムーズでよかったんですけどね。
この作品も候補に挙がっていたし、やっとゲイリー・オールドマンさんが主演男優賞を取ったので、溜飲は下がりましたが。
しかし日本ではもっぱら、特殊メイクで賞を取った日本人の辻さんの話ばっかりだそうで、ちょっと気の毒ですね。
こういったらなんですが。。。確かに演技に関しては芸達者ぞろい、ゲイリーさんは勿論ですが、夫人役のクリスティー・スコット・トーマスとか、ダウントン・アビーで令嬢やってたリリー・ジェイムスがタイプ嬢で割と出づっぱりで好演、髪がブルネットだと感じ変わりますね。
しかし。映画的に見たら、歴史のお勉強みたいでぶっちゃけ、寝そうになりました。。。。
ゲイリーさんほぼ全編出てますし、いつもスコッチ飲んで葉巻吸って、おまけに気が短い。
チャーチル首相って、そういう人だったのね、と初めて知りました。
元々学者で著書も多く、頭はかなり切れたみたいですし、演説も自分で書いてた(正確に言うと口承でタイプはタイプ嬢が打っていましたが)んですね。なかなか説得力のあるスピーチでした。英語圏ではかなり彼のスピーチは有名らしい。
エー。映画はよくできた再現フィルムみたいなんで、結局わー、ゲーリーさん凄い、メイクもリアル~、と感心して終わりという映画ですが。
いつもならこの手の映画がオスカー取るのに、前評判がよかったとはいえ、今回はデルトロさんの半魚人ラブストーリー「シェイプ・オブ・ウオーター」が作品賞、で実は驚きましたよ。
いい加減オスカーもSF、ファンタジーは別部門で作ってもらえませんかね。ブレードランナーが視覚効果賞取ったのは嬉しかったですが。。。