引き続き4スタンス理論の話です。
※けやき: パラレル/ 先生: クロス
長年クロスの動きを強要されて、よほど私にはセンスと身体能力がないのだとしょんぼりで、
「全然うまくならない。この先も踊れるようになる気がしない」
と、事あるごとに先生に八つ当たっていた私ですが、先生が4スタンスに目覚め、パラレルに擬態して踊ってくれるようになってから、そういうことを言わなくなりました。
ていうか、シンプルに身体が楽なんです。
クロスの人は、ボディにねじりを作って動いているので、みぞおち付近をコンタクトして、相手のねじりを感じることでリード&フォローしてるそうで。
私は、みぞおちまでコンタクトしたら身体がロックされて動けないんです。肩と骨盤が同じ方向にしか動かないのに、スタンダードで身体の真ん中を押さえられたら、身動きできないですよね?
そこでコンタクトポイントを足だけにしてもらったら、私は大層踊りやすかったんですが、先生には、
「やばい。まったくリードしてる気がしない。なんで通じてるのかわかんない」
と言われました。
那美先生には、フォローできる気がしなくて不安と言われました。
リーダーのときも、こんな感じで動くとうまくいきます。
組んだときに、足がかんでないと不安。
リードが通じる気がしないし、シンプルに身体が相手に持っていかれて大変です。
この理論、ゴルフやテニスや野球で、パフォーマンス向上によく使われているのですが、社交ダンスは…ふたりで踊りますからねえ。
こんなにも身体の動きが違うふたりが組んで踊るって相当な難題よ。
完璧に自分の動きをコントロールしてるドゥーサンを参考にもしたくなるわ、そんなに好きじゃないのに(ドゥーサンは私と同じA2パラレルタイプ)。
ドゥーサン、頭の向きと足でリードしてるんですよね。
バレリアの足を離さないように連れて行ってる。
あと、全然好きじゃないけど、アルナスとカチューシャが言ってることは100パーセントわかります。
そう、タイプが違う人とは踊りづらいという前に、相手の言ってることがわからないという難関があるんです。
私も長らく先生の言うことがわからなかったもんね。
・みぞおちまでコンタクトして肩甲骨の下からシェイプする(パートナー)
・目線は遠く
・床にドリルでめり込む
・遠心力を使うな求心力を使え
・スローアウェイはネックの返しが一番最後(パートナー)
・身体に足がついていく(身体のいく場所に足が出る)
・PPに開くとき旋回する
・パートナーにおおいかぶさるように立つ(リーダー)
・タンゴはカーブする
・CBM/CBMP
・まっすぐ足を出せ
足、まっすぐ出したら踊れないでしょ?
何言ってるのかしら…
今でも呪いが消えないのは、「腰から反るな」というやつで、私的には全然反ってないのに怒られるので、いまだに足からシェイプすることや、身体を開くことに抵抗感があります。
常に開いてるのがパラレラーなので、クロスの方々、怒らないであげてください🥺
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