毒親② | ケビン・クローンオフィシャルブログ「ここが変だよ!! 日本人」powered by アメブロ

毒親②

前回からつづく



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  母は、しょっちゅう矛盾した要求を私にしてきました。たとえば、「友達と遊ぶな、勉強しろ」と毎日言うのに、ある日突然「お前には友達が誰もいないのか!どうして放課後遊ばない!」とキレたりするのです。
また、母は私がお洒落することを嫌っていました。兄3人には、綺麗なブランド物のTシャツなどを買い与えるのに、私に対しては「本物の人間は服には拘らない」「小さいころから洋服にお金をかけるのは勿体ない」と言って安物しか買ってくれませんでした。洋服にアイロンをかけることも、髪にリンスやトリートメントをすることも禁止していたのに、授業参観などの帰りには「あんたの服は●●ちゃんに比べて汚いし、どうして髪もそんなにボサボサなの!?」とよく怒られました。

これ以外にも母の驚愕のエピソードはあるのですが、長くなるのでこの辺にしておきます。
このような感じでしたので、中高時代は最悪でした。友達との遊び方を知らないし、洋服売り場に行っても、何を買ったら良いのか分からないのです。良いものを買えば母に罵倒されるので、流行遅れのダサいものしか買えず、クラスでは浮いていました。女らしい恰好をするのにものすごく抵抗感があり、ジーンズばかりはいて生活していました。また、母は異性関係にものすごく厳しく、男子と仲良くするなんてもっての外でした。教室で男子と話しているだけで誰かに後ろ指を指されるような感覚を持ちながら、毎日を過ごしていました。お洒落に興味を持つことも許されず、異性のクラスメートと話すことも抵抗感を感じる…明らかに母による洗脳のせいだと思いましたが、当時の私はおかしいと思いながらも、母が悪いとはこれっぽっ知も思っていませんでした。

大学生になって、このままではヤバい、と思いました。周りと比べて、私は明らかにおかしい、と自覚するようになったのです。ケビンさんのブログはそれに気づく一番の助けになりました(ありがとうございます!)。
若さは価値である、これはまさにその通りだと思います。母は、バリバリのキャリアウーマンで婚期を逃した所謂「結婚負け組」でしたから、若い私が妬ましかったのだと思います。過度の精神的・肉体的虐待、兄3人と私との扱いの違い、お洒落や女らしくすることへの過剰反応、異性関係に厳しい…これらのことからもそれは明らかです。意図があったのかなかったのか知りませんが、私の中に「不幸になるための考え方」を仕込んだ母に対しては、猛烈な怒りを感じます。

                           つづく