クローン心理学③ | ケビン・クローンオフィシャルブログ「ここが変だよ!! 日本人」powered by アメブロ

クローン心理学③

外部環境の作用によって体質や体型が
変異することを、獲得形質といいます。
人類で言えば、髪や肌色から鼻や背の
高さなど、人種間差は獲得形質による
変異です。水泳選手の指間に水かきが
できるとされるのも、短期の獲得形質
といえるでしょう。(アポトーシスも含む)


獲得形質も生物の進化も細胞レベルで
情報が蓄積され、記憶されていること
の証左です。脳細胞という強力な味方
をつけた人類はさらに短期や長期記憶
を外部環境に作用させながら文明社会
を作り出して来ました。このプラット
フォーム(土台)となったのがユング
の言うところの集合的無意識なのです。


この集合的無意識こそが、今でいう
クラウドコンピューティングにおける
サーバーの役割で、99.9%クローンで
ある私たち(個体ユニット)はオンデ
マンドで記憶や情報をひっぱり出して
活用しているわけです。だからこそ、
人類は共通の喜びや共通の悲しみも
共有することもできるわけです。


細菌~哺乳類にいたるすべての生物に
おける群行動や集団行動には外分泌の
働きのほかにこの集合的無意識という
プラットフォームが存在していたわけです。