悪女を科学する⑮=>悪女のつくり方④
<報告しなさいは知的虐待>
幸子はなぜ幸せになれないか?
幼稚園に入ったばかりの幸子に対して母親は
「幸子、学校であったことは何でも報告しなさい!」
と仕込んでいきます。幸子が学校であったことを、
すべて報告すると母親は「いい子だね!」と飴を与え、
報告しないと何かあったときに
「何で報告しなかったの!」となじります。
この母親の飴と鞭オペレーションは
幸子に対する<<知的虐待>>なんです。
すなわち母親の
「わたしに何でも報告しなさい!」という指令は
「あなたは何も考えなくていいのよ...!
代わりにわたしが考えてあげるから」
という意味なります。
結果、幸子は母親になんでも報告する癖がつき、
考えることも判断もすべて母親にゆだねてしまう
おバカさんになっていくのです。
その結果、なんでも相談しないと
自分で考えることのできない、
他力本願な娘になり、成長すると、
親友や母親に何でも報告する
「付和雷同」型人間に変貌し、
親友や母親に自分の幸せを完全支配される、
頭の悪い不幸子はなってしまうのです。
日本という国は、なんでも友達に判断してもらい、
すべて友達に合わせる女の子だらけですよね?
笑ってしまうのはo(^▽^)o
「心配しているんだから何でも報告するのよ!」
と娘に怒っている母親たちがかたっぱしから
オレオレ詐欺に引っかかっていく事実です。
脳はストレスを与えることにより、
成長し、知能が伸びます。
しかし、考えることや判断を他人にゆだね、
情報をコントロールされる
幸子は完全なる「マザコン女」に成長していくのでした。
この「マザコン女」は別名
母性嫉妬症候群Maternal Envy Syndrome(MES)
と呼ばれます。次回は<母親のマジックワード>