2時間以上におよぶ2部構成の長い講演会でした。前半の見えないデザインは照明を中心としたプロダクトの説明で、僕個人としては今回で3回目になりますが、その都度新鮮で新たな知識を吸収させていただきます。ちょうど来週再来週とカスティリオーニ兄弟の作品を含めたフロスの代表商品の勉強会がありますので、とても良いタイミングでした。
後半の見えるデザインは、限られた期間や時間の展示会において、来場者の記憶にとどめてもらうための数々の展示会に関するアルテといってもいい技法の説明で、今回初めて拝聴させてもらい、氏の本来の活動がこの分野により近いこともあってか躍動感のある活き活きしたトークに時の経過を忘れるほど聴き入ってしまいました!
藤谷さんが用意したフロスの照明
藤谷さんと多木さん
スライドと商品を使って説明する多木さん
後半の見えるデザインである展示会の説明
貴重な写真が盛りだくさん
講演会後は懇親会、会場は素敵なスピニングミルで、今回のイベントにピッタリでした!
若手のプロダクトデザイナーの方々やグラフィックデザイナーの方々を中心に大盛況、恐らく70〜80人は来られていたのでは?
今年はアキッレ・カスティリオーニが生まれて100年目のミレニアムイヤー、イタリアを中心に世界の主要都市で様々なイベントが展開中で、遅ればせながら日本でも来月初旬に次女のジョバンナ・カスティリオーニに来てもらって東京で特別なインスタレーションをお披露目いたしますが、実は藤谷さんによる今回の企画がカスティリオーニ生誕100周年イベントとしては日本では初めてです。
藤谷さん独力で実施した講演会で、当初は20人前後の小規模なセミナーのはずがあれよあれよという間に規模が膨らみ、こんなに盛況裡に終了して藤谷さんのパワーに脱帽ですが、カスティリオーニの偉大さを考えると本来ならイタリア大使館やイタリア文化会館といった公的機関や、イタリアと繋がりのあるギャラリーやメーカーが率先して行うべき企画、デザイン関係者に限定されてしまう日本のお寒い事情が読み取れてなんとも言えない複雑な気分になりました!
フロス社内でも2年前から今年のミレニアムイヤーに合わせて特別な企画展を提唱していましたが、イタリアフロス本社の初動が遅れたこともあって今年の春先までノーアクションだったフロスジャパンのあいも変わらぬ日和見主義的体質にも内心舌打ちしたい思いですm(_ _)m














