フィレンツェ・大聖堂の落書き報道について | ketchup 36oz. on the table ~フードアナリストの小さな日記

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映画中心のブログだったのですけれど、突然トラックバック機能がなくなってしまって…。どうしたものかと思っていたのですが、とりあえずコチラはコチラで再開します。料理のこと、お酒のこと、レストランのこと…“FOOD”な話題を語っていきます。

イタリア・フィレンツェにある大聖堂の落書きについて、大きな話題になっています。

落書きをした大学生の停学処分に続き、今度はとうとう高校野球部の監督がクビになってしまいました。


もちろん、世界遺産に落書きをすることは悪いことに決まっています。

でも、この日本での現象はあまりにも過剰反応なのではないでしょうか。



この大聖堂、


「落書きすると幸せになれるよ」って、

油性ペンを売ってるひとがたくさんいるようなところな訳ですよね。


内容に比べて報道の扱いも大きすぎると思うし、

クビにしちゃうっていうのも、あまりにもやりすぎなのではないでしょうか?

この高校を強豪に導いた、功労者なわけでしょう。


トレビの泉だって、

本当は「コインを投げちゃだめな場所」なのです。


願いが叶うかなって思ってたら、

クビになっちゃった、なんて洒落になんないですね。


全ての国で日本と同じような対応をとったら、一体どれだけの人間が処分されるのでしょうか?

落書きした人の多い国は、オリンピック辞退でしょうか!

イタリア政府も、謝られても困ってしまうでしょう。

本気で取り締まるのであれば、

そもそも油性ペン売ってる人たちを規制・処罰すべきなのですからね。


サミットが近いからとか、もうすぐ高校野球の大会がはじまるとか、

色々と理由はあるのでしょうけれど…

昨今のネットでのバッシングにも似た、

なんだかとってもいやな感じがしてしまう話です。



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