ご無沙汰しております。
アガリスクエンターテイメント『時をかける稽古場2.0』の全日程が終わりまして数日が経ちました。
ご来場いただきました皆様、ありがとうございました。そして京都公演の出演を楽しみにしていた皆様、本当に申し訳ありませんでした。
ツイッターでは【急病の為降板】としかお伝えできていませんでしたが、この度病状が落ち着きましたので、改めてご報告させていただきます。
東京公演千秋楽を終えた翌日から急激に体調の悪化し、なんとか京都公演までに持ち直そうと安静にしていたのですが、4月1日の朝の時点で、頭痛、めまいに加えて新たに「右耳が聞こえない」という状態になり、病院での診察の結果『中耳炎、内耳炎、突発性難聴』という診断が出ました。
医師から「中耳炎と内耳炎は通院で治療しても問題ありません。ただ突発性難聴は発見が早かったとはいえ治療をしっかりしなければ最悪、聴力が戻らない場合もあります。そして治療の場合は今から9日間は入院していただきます。」という説明をいただき、悩んだ結果今回の【降板】という結論に至り、アガリスク主宰の冨坂さんにその旨をお伝えしました。
入院してからは、中耳炎治療の為鼓膜切開、抗生物質の点滴のなどにより病状は段々と回復していきました。
結果、退院した現在では、右耳の聞こえに若干違和感はあるものの、日常生活には支障がない程度になっています。面と向かって会話をしている時には分からない程度です。
完全に聴力が戻るかは断定できないそうですが、今後も通院しつつ回復に努めていこうと思っています。
以上が今回の降板に至る経緯です。出来るだけ早くお伝えできればと思っていたのですが、退院直後免疫力が落ちていたせいかそこから風邪を患ってしまい、ご報告が今日まで遅れてしまった次第です。
沢山の方にご迷惑をおかけして、沢山の方に励ましていただいて、降板した申し訳なさや情けない気持ちからやっと心の整理がつきました。
ただ、俳優としての活動が今後どうしていくか、続けていくかも含めて未定です。まだ考えられないと言うのが正直なところです。
無理をしてまた取り返しのつかないような事のないよう、今はまず自分の体と向き合おうと思います。
最後に。
入院中にツイッターなどでも心配してくださった皆様。ありがとうございました。また皆様の前に元気な姿で、出来る事ならば舞台の上からご挨拶出来る機会がありますように。
さいとう篤史